この1週間はすごくすごく濃かった。
緊張からか肌には自信がある私の肌が荒れに荒れまくって、生理いつも予定通りにくるのに遅れまくっていつもの自分の身体じゃないようでした。(今はザヨンパワーでもうすっかり元気😆)

それくらい自分にとって3日と6日は大きかったです。
まずはスターダム
あんなに長い花道を一人で歩いたのははじめてでした。
その先には見慣れた文字「STARDOM」の文字が入っているリング。
リングに上がるときに私がいた時とはロゴも変わったけどおもったよりも帰ってきたと思えた自分がいてびっくりしました。
負けたのにこんなこと言うのはダメだけどもっとやれたと思う。自分らしさ100%でいれたかというと出来なかった。もっとこんなことしたい、もっと見てほしい、私はここにいたんだよ。ってたくさんの思いがありました。
けどそれを伝えきることはできませんでした。
自分の瞬発力の無さにがっかりしました。
他にも色々と重なりました。
何でこのタイミングなの?って。
私が何をした?って。
受け入れることは強いことだとおもってるけどなかなか納得がいかないことも多いです。
けどそれを含めて私の価値や実力はこの程度なのだと思います。

そんな不甲斐なさでいっぱいなときにカイリさんはいってくれました。
悔しかったね。って。
そうか、私はもっと頑張りたかったのだなぁと我慢してたけど自分の中でどうにかしないとと思って自分の気持ちに素直になれて悔しくて悔しくてわんわん泣きました。

そして6日は匠さんとのシングルマッチ
ずっとずっとこの日を待っていた。
毎日匠さんの試合を見て楽しみと不安でぐるぐるになっていた。
結果は惨敗。
匠さんに勝てたところなんて一つもなかった。
匠さんがすごいことなんて初めてあった時から知ってる。けどそのすごさだけではなくもっと次元が違うすごさも感じた。
技のキレやスピード、正確さ。
勢いや華やかさ、そして所作が全て美しい。
身をもってトップレベルを感じた。

そして試合中ずっと匠さんは問いかけて続けてくれました。
そんなもんじゃないだろ、もっとこい、もっともっと。って何度も言われたような気がします。
こたえられなかった。
自分のことでいっぱいいっぱいで匠さんとの時間を楽しめる余裕は私にはありませんでした。せっかく会えたのに。

最後は匠さんが尊敬する長与さんから伝授されたランニングスリーでした。
あんな高いところから落とされたことなくて怖かったとおもうけどあっという間に終わってしまったのと不甲斐なさとでいっぱいで色々な気持ちになってました。

けどとびきりの技で試合を終わらせてくれてことに今は愛を感じています。
私も最初からお姉さんではないし誰よりも何も出来なかったから自信もそこまでないです。
けど、デビューして2年目とかにはアクトレスガールズの旗揚げがあって誰にも頼れなくて1番お姉さんにならないといけなくて足りない頭でプロレスの技を本で勉強しまくりました。東京女子プロレスでは年齢的にもお姉さんだったので全然しっかり出来てないけど頼られても大丈夫なようにしっかりしないとって意識していました。

けど匠さんやカイリさんの前ではあの時の自分が出て来てたくさん甘えてしまいました。もしかしたらガンプロのみんなにも今そうなのかも。
試合前にいつも緊張して背中をパチンと叩いてもらって天使の羽を作っていたあの時期を思い出してしまいました。
匠さんに試合を通してありがとうと会いたかったとずっと尊敬していますってのを伝えたかったけど今の私じゃ実力不足過ぎて自分の想いなんて全然伝えられなかった。
自分の技がどうとかよりとそこが1番悔しかった。

でも私は匠さんをはじめ本当にたくさんの先輩方に迷惑かけまくっていっぱい面倒をみてもらった。
だから甘えてばっかりいないでもっとしっかりしないとね。
ずっとこの気持ちを抱えてたまま何年こうしてるんだって思うのですが、すごい遅いけど初めてリングに立った時よりももっとプロレスがどんどん大好きになってるよ。

横浜も後楽園も応援してくれた皆さん!
本当にありがとうございました。
はやくみんなを幸せに出来る結果をお届けしたいのになかなか出来ない私を変わらずサポートしてくれてありがとうございます!
友達や家族も本当にいつもありがとう!

さぁ、次はどんな夢を抱いて歩き出そうかな