12日の朝
起きてからずっと『停電が続いています。復旧のメドはたっておりません。』の放送が……。
夜中に何度も余震があって、眠れたような…眠れなかったような…そんな状態だったので、ずっとグダグダしていた。
昼過ぎ、さすがに食料やら暖用品を調達しなくてはと思い買い物へ
とにかく寒かったので、湯たんぽとか石油ストーブとか欲しかったんだけど、どこの店も『売り切れ』だった
店の中は真っ暗で、入店制限していて…並ばないと入れなかった。
何軒も何軒も回って、やっと食パンとかカップラーメンとかプリン、ゼリーなどを調達できた。
家の中にいても寒くて、ずっとジャンパー着て凌いだよ
暗くなる前に…と、5時半頃夕飯を済ませ、ろうそくの灯りの中、団らん
電気もない、テレビも付かない、お風呂にも入れない…もう寝るしかないと、7時半過ぎ、懐中電灯の明かりの中ハミガキをしていた
そのとき!!!!!!
パッっと電気が付いた
すごーく嬉しかった電気の明かりがこんなにありがたいなんて、今まで思いもしなかった
テレビとかで、よく見る光景が、実際自分の目の前で起こるなんて危機感はまるでなかった自分
だめだな…って思った。
今もなお、宮城県では大変な状況が続いている。
家族、親戚、友だち…みんな無事だろうか…
早く地震がおさまってくれることを願うしかない…。
こんなとき、ほんとに人間の無力さを痛感するよね
1人でも多くの命が助かりますように…