息子の外来リハビリが再び始まった。一年前に通っていた病院だ。
PTさんは前の担当のままで、自宅まで在宅リハビリを見に来てくれた。
一年前と比べて、「こんなに回復するんだ」と驚いていた‼


二年前は起立訓練のみで、歩行訓練はしてくれなかった…
やっと、平行棒で少しだけ歩けるようになっていたが膝折れがあり力がなかった。
それから一年が経ち、四点杖を使って介助ありだけど歩いている‼


前と変わらずに相性が良いPTさんと冗談言って楽しくやっている。
今迄の外来リハビリでは、長く歩いて体力と持久力をつけていた。
このPTさんの方針は、歩き方の基本が出来ていないので正しい歩き方で短く歩く。
正しい歩き方が出来れば自然と長く歩けるようになるらしい。
そしてパワーマシンで足を鍛えていく。希望が持てそうな気がした。


外来リハビリがいつまで受けれるかわからない。法の規定で突然打ち切られるかもしれない。
病院側からそう伝えられた…
夢も希望もなく自力で頑張るしかないのか!


息子は目標に向かって前に進んでいるのだが、老人介護保険施設に入所した母は日増しに
やつれていく。笑顔がなくなり元気がない。
新設した綺麗なはずの施設なのに…物がゴチャゴチャしていて整理整頓が出来ていない。
そして、母の車椅子から魚の切り身や食べカスが出て来るし、汚れた服がタンスに直してある。
バジャマの着替えが出ない。靴下もずーっと同じもの‼


主人が苦情を言いに行ってくれたが、新しいスタッフばかりで教育出来てないと言う。
面談の時は期待出来る言い方だったのに絶望してしまった。
母は大丈夫だろうか…


申請していた特別養護老人ホームが仮決定した。
急性期病院の系列の新しい施設だ。ここも大丈夫なのか心配だ。
気になることは訴えてもいいものか迷ってしまう…