まだ息子が入院している時に、見学に行った病院のリハビリ室に
歩行訓練用のロボットが展示してあった。
私と主人は直ぐに興味を抱き話を聞いた。
いつか、必ず息子に使わせてあげたいロボットだと思った星


その後、テレビでも放映されて大学病院や近くの病院にも使われるようになった。
息子もテレビで観た時に、「これ、着て歩いてみたい」と言っていた。
もう、あれから二年以上が経つ。まだ、諦めずにいた私たち家族・・・


主治医がロボットを持っている病院に知り合いがいると言うことで紹介状を書いてくれた。
主治医も、看護師さんも、訪問のPTさんも、ロボットは息子にいいかもしれないと言った。
やっと、ロボットと出会える。胸を膨らまかせ病院へ受診に行った病院


息子の状態や、適正検査などをされた後にロボットの説明があった。
外来患者に対しては、自由診療になりロボットを一回使用に1万8千円掛かるビックリマーク
月に何度も使用していたら、10万どころではない!!


廊下で、ロボットを着用して歩いている人を見かけた。
「わ~、見て見てあれあれ」って私は大はしゃぎしていたのに・・・あせる
父親(主人)も私も、息子も親子でガックリきて、諦めなければいけなかったガーン


先進的治療法で、経頭蓋磁気刺激療法がある。この病院も行っている。
父親が望んでいた治療法。息子にも行えないかと尋ねてみた。
この治療法は、方麻痺、高次脳機能障害、失語、うつ病、パーキンソン、片頭痛、
難治性てんかん、左半側空間無視などに適応される。


しかし、てんかん薬の服用と頭蓋内のクリップがあるために息子には無理だったショック!
治療が出来れば、2週間の集中リハビリの入院が出来る。
少しでも、最先端医療に賭けて息子に治療をさせてあげたかった・・・


どんなに良い治療法や医療が開発されても、お金がなければ受けられない。
保険適用になるまで、何年も待たなければいけないのか!?
重度な障害を負ったものには適用できないのかドンッ
地道に努力して、自分で治していくしかないんだね。


息子は言った。「家が一番いいよ」・・・ニコニコ
確かに、家族一緒にいるのが一番だよ。どんな障害があっても乗り越えられる。
今のことだけを考えて過ごせるのなら、今のままで十分なんだけど・・・汗
10年、20年先にはもう親はいないかもしれないんだよ。
私たち親は考え悩むけど、息子には今のことしか見えていない。
だから、心配でしょうがない。歳なんか取りたくないよ~叫び