はい、お待たせいたしました。
KWEENのライブレポートです。

まずは川崎クラブチッタからのご報告。

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前回、川崎のライブは昨年の5/29でした。

KWEENを様々な会場で見ていましたが、AXに続く大きな会場で、
前回は会場の大きさに「わーーーーお」と思ったのを覚えてます。


指定席にもかかわらず、開場30分前に行くとまだお二人しか並んでませんでした。

で、案の定リハーサルが押して、開場も遅れました。
それでもあっという間に人が並び始めて、道行く人が
「何?」っていう感じでこちらを見ながら通り過ぎます。

場内に入ると、なにやらステージにはメッシュ素材の黒い幕が張ってあります。

ううん、期待しちゃうぞおー。


この幕がざん!と落ちる瞬間を想像して勝手にわくわくしてしまいます。

あれよあれよという間に開場は満員。わあ、立ち見のお客さんまでいる!
後ろにはfooさん、ifg妹さん、アライヤさん、隣にはあきさん。

開演前から早くも妙にこの一角だけテンションが
高かったです。
あきさんをのぞく4人は前日の「オペラ座の夜」
の試写会にも行ってまして....やっぱり何か満たされないものがあったようです。
fooさん、元気ないし....


さて場内にながれていたBGMが消えて、queenの曲が流れました。
「フレディ・マーキュリーが生きていたら」という仮説の元に構成されたライブの幕開けにふさわしい
オープニング。

ミラーボールで作られた光のつぶが場内を駆け巡り、めまいかしそう。

片手を挙げたフレディのシルエットがステージ前の幕に投影され、その周りを
時間と思い出を象徴するかのようなデザインの模様がクルクルと回転していました。
天国のフレディが今、このステージに舞い降りてくるかのようです。
この間、私はもうもう「鳥肌」が立ってしまって感動で一杯でした。

その感情はなんていうのかな、ありえないんだけど「フレディが帰ってくる!」
っていう感じでした。

幕が落ち、一気に照明が上がり、現れたKWEENのメンバーはこれまたかっこいい!!

思わずメンバーの名前を叫んじゃいました。(^^;)

 

フレディ江藤さんの声、パフォーマンスはフレディへの思いにあふれていて、
蹴り上げる足のつま先までも「フレディ」になりきってました。

ジョンお得意のバックスキップ!ヘアースタイルも「ガガ」ちっくでステキです。

ブライアンはレッドのネックを上に掲げるしぐさ、かき鳴らすときのしぐさもばっちりです

ロジャーはハスキーボイスも、見かけによらないパワフルなドラムが最高です!!

私の位置からはなかなかスパイクが見えなかったんですけど、前面のピアノに来たときは

見えました。

ひかえめだけれども、今回は乗っていましたね。いい音でした!!ありがとう!! 

ステージの上の彼らは確実に大きくなってるんです。
チッタの大きさに負けてない、むしろチッタが狭く感じます。

「すごいすごいすごいー!!」
夢中になってはじけてました。

 

「These are the days of our lives」
ロジャーきひらさんがステージ中央に出てきて、切ない声で歌い上げます。 


自然と涙があふれてきます。

 
この曲は未だにビデオでもCDでも泣けてきちゃうんですねー。
でもこの日の涙はなんと言うか「嬉し涙」に近かったです。
この時間を共有できたことの嬉しい涙でした。

 

 

しかし、かっこいいぞおおー!!

テラプレーンで、「本家ロジャーのまねをするけど、嫌いにならないでね」
っておっしゃっていたきひらさん、
このことだったんですねえ。

開演前に「何をするんだろう」ってみんなでいっていたんです。

みんなめちゃくちゃなこと言ってたんですけど、コレには脱帽です。
新たなロジャーきひらファンが増えたことは間違いないでしょう。

 

すっごく楽しくてわくわくして、
「このままずっと終わらないでほしい」
って思ってました。

なんだか夢の中に自分がいるようで嬉しくて楽しくて仕方なかったんです。


この大きな会場にふさわしい照明も凄かったです。

光のシャワーのように、一筋一筋の色が違うライトや

アップダウンする照明、

様々な光の演出もこのKWEENのライブの醍醐味だと思います。

 


最後にサプライズ!!

ミュージカル「WWRY」のギタリスト、サイモン・クロフトさんがステージに登場!!

ダブルレッドスペシャル!ダブルブライアン!!
コレはもう世界最強のトリビュートバンドでしょう。

しきりに前へってブライアンやフレディが勧めても遠慮していたサイモンさん。
人柄もうかがえました。

興奮と感動の渦の中、「GOD SAVE THE QUEEN」がかかり、フィナーレです。

ステージが終わって、いつものようにメンバーがお客さんにサインや写真のサービスをしている中にサイモンさんがいらっしゃいました。

 

うふふふふ、私、そうこの日はなんと「WWRY」のTシャツを着ていたんですねえー。
で、図々しくもTシャツにサインを求めてしまいました。
ええ、胸元ですからねー。
サイモンさんに申し訳ないので、クリアーファイルを胸元に差し込んでサイモンさんに迫っちゃいました。

おどけて手元が危なっかしいフリをしながら書いてくれたサイモンさん。
「It's me 」って言いながら、ロゴのギターに↑を書いて「Simon」と書いてくれました。

 

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メンバーの皆さんとだーてらさん、ifg妹さんに

「名古屋でお会いしましょう」といってチッタを後にしたんですけど、
夢見心地でなんだかふわふわしてしまいました。

 

KWEENのライブの中でも「伝説」になりえるすばらしいライブでした。