オレオ。



後ろ脚が踏ん張れず

ちゃんと立てない歩けないここ数日。



しかし昨日は俄然やる気を見せ、



夜の散歩でいつものコース2周分も歩いた。

頬の腫れも随分ひいた感じ。



良かった。薬が効いてる。



今朝も朝食をいっぱい食べてウトウトしてるので安心していたら突然の痙攣発作。

そして鼻血。


パジャマのままいつもの動物病院にかけこむ。



こんな時いいドクターで本当に救われる。

赤ちゃんの時からみてもらっているオレオは「おっくん」と呼ばれているのだ。



結果。



先日行なったレーザー治療一回で癌は半分壊死していた。良かった。



腫瘍が破裂したものが鼻血になって流れてきているとの事。



でろでろ。

悪いもの全部出てしまえ。



痙攣に関しては、

てんいか?

老化か?

抗がん剤の副作用か?



鼻血のテッシュをくれたり

犬ジャーキーをくれたり

同席した優しい飼い主さんたちと話して心落ち着かせる。皆さんありがとう。



痙攣止の座薬を処方される。



帰り道、歩けない。

そのままゴロンと倒れてコンクリートの上で泣く。


オレオ自身が一番驚いているに違いない。



抱っこして帰宅。



帰宅したん途端にまたやる気を見せ

踏ん張って立ち上がり歩く。

転んでまた立ち上がり歩く。

段差を跨いでお庭でおしっこをする。

床掃除する私の様子を必死に歩いて覗きにくる。

お湯を沸かす私の様子を必死に歩いて覗きにくる。



やっぱり家だな、オレオ。



どんな命にも限りがあるが

オレオの命の全過程に伴走できる私は

幸せだ。



学校のイベント準備に向けて、後ろ髪引かれながら外出した19歳児から

「病院に連れて行ってくれてありがとう」とLINEが来た。



オレオよ。


お前が先導して毎日何とか保育園に連れて行った泣き虫赤ちゃんはこんなにしっかり育ったぞ。もうちょっと見ててよ。





かしこ