販売士ゼミナール

マーケティング第21問（第68回試験-1：穴埋問題）

小売店頭におけるＰＯＰ広告の種類について述べている。文中の〔　〕に、下記の語群のうち最も適当なものを選びなさい。

ＰＯＰ広告は設置場所により、いくつかの種類に分類される。
たとえば、天井から吊り下げられるＰＯＰ広告としては、〔ア〕があり、その中には、店頭幕、のれん、いくつかの広告メッセージ入りの紙やビニールなどがバランスよく吊り下げられた〔イ〕などがある。
壁面を利用して掲示するＰＯＰ広告としては、〔ウ〕があり、その中には、ポスターやパネル、ウォール・マーチャンダイザーなどがある。
陳列棚に設置するＰＯＰ広告としては、〔エ〕があり、その中には、シェルフ・トーカーやスィング・ステッカー、〔オ〕などがある。

【語群】
1.モビール・ディスプレイ
2.シェルフ・ディスプレイ
3.ハンガー・ディスプレイ
4.カウンター・ディスプレイ
5.ファブリック・バナー
6.ゴンドラ・パネル
7.シーリング・ディスプレイ
8.フロア・ディスプレイ
9.ポール・ディスプレイ
10.ウォール・ディスプレイ

【解答】
ア7　イ1　ウ10　エ2　オ6

おはようございます！昨日の地震は大きかったですね。ちょうど、茨城県土浦市を車で走っていて、あまりの揺れに驚き、停車したぐらいでした。私の住む鹿嶋市は海が近いこともあり、津波の心配もしましたが、後に津波注意報が解除になり、平静を取り戻しました。しかしながら油断は禁物です…。皆さん、気をつけましょうね。

さてさて早いもので、今年も残すところ1ヶ月足らず。日本販売士協会から来年のカレンダーと手帳が届きました。カレンダーは毎月の販促ワンポイント、手帳は小売業売上高ランキングなどが掲載されていて、大変参考になります。蛇足ですが、手帳には登録講師名簿(全国で738名)も掲載されていて、私の名前も出ています（笑）その他にも様々な資料がコンパクトに収録されているので、ぜひ、販売員の指導、顧客サービスアップなどにお役だてください。購入ご希望の方は、日本販売士協会のホームページ からお申し込みください。

さて今朝は、カテゴリーキラーについての話題です。カテゴリーキラーという名称は、小売業に従事されている方や、販売士・中小企業診断士にはおなじみですが、一般の方は耳にすることが少ないかも知れません。しかし難しいことは何もなく、トイザラスを初めとした、郊外型の大型家電専門店や大型スポーツ専門店などを指します。圧倒的な品揃えと低価格で、多くの店からそのカテゴリーの商品を奪うことから、キラーと呼ばれています。だからこそイオンは、元々ＧＭＳの建物内で展開していた酒屋や自転車屋などを郊外に単独出店するケースが増えているのです。

ところがその圧倒的な品揃えも、バーチャル店舗であるアマゾンや楽天などのネット通販企業には対抗できません。また価格についても、店舗を構える小売店では設定不可能な低価格商品も多々あります。最近では、大型専門店をショールームのように利用し、現物を確かめ、その店舗で商品は買わず、オンラインショップで購入する（＝Showrooming：ショールーミング）現象が増えてきました。「ネット通販は、カテゴリーキラーのカテゴリーキラーになる」なるほどなぁーと、興味深い記事です。