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夏休みに入る少し前

幼稚園の時からの友達と、仲間の一人の誕生日を

我が家で祝う会を企画してきた子供達。


決行日は日曜日。

『ケーキ作れるの、mahoちゃんママしかいないもで』


と、友達直々にお願いされ、それなら!
と、臨月で、ちょっと苦しかったけど条件付きで承諾。


~約束~

mahoちゃんママのお腹には赤ちゃんが居て、もうすぐ産まれそうだから、基本的に子供達だけでする事

材料は、みんなで持ち寄る事

いたずら盛りのshoutaro-君を仲間外れにしない事

片付けも頑張る事



ちょっと細かすぎたかな?とも思ったけれど、年齢がバラバラな仲間達。

公平を保つ為、みんなに伝えて、いざ日曜日。


スポンジ担当のmahoは、みんなの来る前に焼き上げようと

寝起きから張り切って始動


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maho1人でも出来る様に、炊飯器で!

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午前10時。

林檎や生クリーム、チョコペンやスプレーチョコなど、担当材料を持参してお友達が集合。

小1 が 1人
小2 が 2人
小3 が 1人
小4 が 1人
+ 年少組のshoutaro-


mahoと4年生の子以外は、包丁を使った事が無かったり

生クリームを泡立てた事が無かったり

第一に、『ケーキを自分たちで作るなんて~』

と、気分は既に乙女パティシエ。

『みんなで1つのケーキを作るから、まず、どんなケーキにしたいのか絵を描いてみたら?』

と提案して、ワイワイキャアキァア言いながら、絵が仕上がったのは11時半。


簡単なお昼ご飯を食べさせて、いざデコレーション


泡立て器を触った事が無い子からしたら、おもしろいオモチャに見えるのか

ギターみたいに弾く真似をしたり
頬をマッサージしたり
作業が進まないではないかー!!


生クリームに苺ジャムを足してピンクと白いままの2色使いにしたまでは良かったけれど

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リンゴの型抜きに手こずったり

置き場所で揉めたり

誰が『おめでとうチョコ』を書くか で揉めたり


庭のミントを飾ってみても
スプレーチョコが余った!と、パラパラしてみたり

お皿も飾っちゃおう!と、アレコレし出して・・・


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何でもアリなケーキに。


でもね

面白かったのが

今回誕生日だった『かなちゃん』は、とってもクールで、喜怒哀楽で言う怒と楽が極めて目立つ子。
喜ぶ姿は想像するには難しくあせる

そんな彼女について、みんながハチャメチャ飾りながら

『かなちゃん、泣くかな?』
『いやいや、泣かないでしょ』
『何やっちゃってんの?とか言うかもね』
『美味しそう!って言わせたいね』
『せっかくだから、泣かせちゃおうよ』

みんな、かなちゃんを分かってる。
みんな、かなちゃんを想ってる。

誰かを喜ばせたい、驚かせたい、泣かせたい。


その気持ちで、今自分たちが、めっちゃ楽しく過ごせてる。


出来上がったケーキは、大人が見たら、絶句物だと思うんだけど

正直私も、かなちゃんが喜ぶか半信半疑だったけど(本当にクールで、泣いた姿はほとんど見た事が無い。)

『必ず4時にmahoちゃんの家に来て』

部屋のカーテンを締め
ピンポーンと来たら、私が玄関を開けたら、みんなで歌を歌いながら出ていく

と作戦を立てて

みんなから『ビデオに撮っといて!』と懇願されて

親子で来てくれた、かなちゃん親子は、ケーキ登場時には見事号泣。

まさかまさか、強気で、人前で泣く事が大嫌いなかなちゃんを
感動させた友達パワーは素晴らしい!

かなちゃんが泣く姿を見て、さっきまで笑って歌っていた子供達も涙々で


みんな、暖かい子に育ってくれてるなぁー、と、近所で見守って来た妊婦おばちゃんは

嬉しくなって、かなちゃんママと共に、また涙。

最後に、絶句物の、だけど、世界1のあったかケーキは

こちら

ジャン

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お誕生日おめでとう


そして今月。
仲間の誕生日の企画を立てている彼女達。

次は、どんなパーティーになるのかな