左足首の骨折後の痛み | 京都大阪担当 セラピスト専門 独立・転職者の為の整体師養成講座

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K・Mさん 46歳 女性 会社員 京都市下京区
主訴 左足首の骨折後の痛み

当院は、阪急西院駅から徒歩1分の場所にて営業しているのですが、入り口がわかりずらい、という事もあり、今日は西院駅まで新規予約のK・Mさんという女性をお迎えにまいりました。
(私はKさんの顔はわかりませんが、いつも作務衣を着ていますから目印になり、相手からお声をかけてもらうので、問題ありません)

Kさんと西院の駅で会い、当院まで一緒に歩いていくのですが、歩き方がどうもおかしいのです。
あきらかに片方の足をかばってヨタヨタと歩いているのです。


「足はどうかしましたか?」
と聞きますと、
「歩いていて小さい溝にはまってしまい、足首を骨折してしまったのです。」
と言う返事。

「骨折はもう治っているのですか?」
と聞きますと、
「足首を骨折してから2ヶ月半たってますから骨折自体は治っているのですが、
足首の痛みとふくらはぎまでの腫れが全然引かなくて、少しでも楽になればと思って来ました」
との事。

腫れが引かないという足首を、実際に見せてもらう事にしました。
施術ベットに寝てもらい、左足首を見せてもらうと確かに、左膝から下がパンパンに腫れてふくらんでいました。


「病院の先生は2ヵ月半も腫れが引かない原因は何と言ってますか?」
とたずねると、
「原因は、血液の中の、腫れを取る成分が不足しているから」
という説明でした。(説明での詳しい血液成分は忘れてしまいました)

「足首の骨は細かな骨がいくつもあり、捻挫をしますと、足首の細かな構造バランスが崩れてしまい、症状が長引くことがあるのですよ。」
「足首の骨格バランスを整えていけば、治りも早くなりますよ」

とお伝えしました。

(骨折や脱臼などの矯正は、基本的に整体施術の対象外ですが、この場合は骨折治癒後の不快症状の改善なので、十分施術の対象内であり、改善すると判断しました。)

肩や首もこるという事でしたが、今日は一番の症状である足首の改善に重点を置いて施術に入りました。
(まともに歩けていないわけですから、まずはしっかり歩いて帰ってもらいます)


指先に気(意識)を入れて足首を触っていきます。
するとKさんは、

「いたたたたた、先生いたいです」
と驚いて起き上がろうとします。
私は冷静に

「そんなに強く触ってませんよ、指先で軽くさわっているだけですよ」
と返事をしました。

そして、足首に気を入れ、ふくらはぎ全体に気を流していきました。
そして、捻挫のクセを整えるように足首の骨格の歪みを優しく施術しました。
40分~50分ぐらい施術を行いました。
すると、あんなにパンパンに膨らんでいた、ふくらはぎから、足首のむくみが引いていったのです。


思っていたよりも予想外の引きの早さです。
変化の確認のために、

「起きて立って見て足首の動きを見てください」
と伝えました。
すると、

「すっごく軽いです」
「ふくらはぎのむくみも取れて、自分で触っただけで痛かった、ふくらはぎの痛みが、今は、そんなに痛くないです、触れます」

と驚かれています。


「腫れも引いていますし、足首も動いていますから、良かったですね」
と言い、次回予約は無しで終了となりました。
その後、連絡はありませんので、一回の施術で自身の自然治癒力が働いて改善されたのだと思います。