テクニカル手法の一つとして、四本値 （ 始値、高値、安値、終値 ） を表現するローソク足の形状からは様々な情報が読み取れます。

 

その一般的な見方をご紹介したいと思います。

 

実際には複数のローソク足の組み合わせ判断することの方が多いのですが、相場の転換点では特徴的なローソク足が出現することが多々ありますので、その意味を知ることは相場の先行きを見通す上で非常に大切です。

 

なお、ローソク足を相場変調あるいは加速のサインとする場合は、その出現したタイミングが重要な意味を持ちます。

 

 

 

【 陽の寄付坊主：ようのよりつきぼうず 】 （ 上ヒゲ陽線 ）

 

陽線ながらも高値引けとはならず、やや押し戻されて引けた形。

 

 

買い意欲は強いものの、高値を維持できなかったことから相場的には上値の重さを感じ
させる線です。

 

ヒゲの長さにより程度が違ってきますが、天井圏でヒゲの長い寄付坊主となった場合には、それ以後下落しやすい傾向があります。