みなさんへ
補助人工心臓を装着しているってことは、、、リスクを背負って生活しています。
・機械に命を預けている。
・体に機械が繋がれているので、行動も精神的にも自由がない。
・体に機械(異物)が入っているからのと、
体内と体外の機械を繋ぐ管を刺している傷口から感染症になりやすい。
・機械の心臓だから血栓(血液の塊り)ができやすく
血管内でつまって脳梗塞や心筋梗塞になりやすい。
とか、あといろいろと不自由な事があります。
医療技術が進んで、できるだけリスクを少なく、できるだけ機械自体小さくして欲しい。
それと。。。装着しているのは、移植でしか完治しない重篤な、移植を待っている人達がほとんど。。。
移植を待っている間に亡くなってしまう場合もある。。。
装着している期間をできるだけ短くするために、
移植医療と、
またその変わりになるような治療方法・薬の開発がすすんで欲しい。
もっと医療がすすんで欲しい。
。。。移植医療は、医療面だけではなく、人々の善意で成り立っている。
私は移植を待っている側です。
最初は
「人から命を頂くなんて、自分が助かるために誰かが亡くなってしまうなんて。。。!」
と、移植は受けないと拒否していました。
しかし…移植を受ける登録(臓器移植ネットワークに)をするには、
受ける側の生きたいって言う強い気持ちがないと登録はできないのです。
私は最初受けないと言っていた、、、もういいと…。
でも夫が私を失くしてしまうと生きていけない、もうこれ以上悲しい想いはしたくないと言った。
それを聞いて私はこの人にために生きたい、生きなければと思うようになり、
移植を受ける決意をした。