なんとか写真もだんだんと整理できてきました。
古い写真を整理しながら少し思うことがあって・・・
ゆきたんが病気になってから、3年半の間にたくさん写真を撮りました。
よく「なんでこんな写真を撮るの?」とゆきたんから聞かれて、
「頑張った事を忘れないように・・・」なんて言ってた。
昔の写真の整理をして、ゆっくり写真を見ながら
写真ってどんな時に撮るかな?って・・・。。。
生まれた赤ちゃんや子供の成長、入学式や卒業式、
運動会や遠足、結婚式や旅行、クリスマスや家族の団欒、
友達とノリノリで歌ってるとき
考えてみると、写真って楽しい時、嬉しい時に
幸せな時にたくさん撮ってるんですね。
今まで撮った写真もそんな時ばかり
ゆきたんが倒れて、東洋紡のLVADを付け、
パンパンに浮腫んだ顔でICUにいる時から撮り続けた写真。
その時も不幸のどん底にいながらも、心のどこかで
命が助かった事がすごく嬉しくて写真を撮った気がします。
やっと退院できて2人で家の近所を散歩している写真なんかもあって、
そんな当たり前の日常の中に、今まで思いもしなかった
幸せをたくさん感じられるようになっていたんだと思う。
そんな風に考えると、すごく苦しかった3年半の闘病生活だけど、
命がけで精一杯闘ったからこそ、今までに感じたことのない
喜びや幸せを、今まで以上にいっぱい感じてたのかな。。。
だから、こんなにたくさんの写真と、一緒に闘った思い出が
いっぱい残ってる。
病気になる前も、病気になってからも、
ゆきたんはいっぱい僕を幸せにしてくれてます。
ほんとは今も一緒に普通の何気ない幸せを感じていたけど・・・
いつか、もう一度出会い、また必ず一緒になりたい。
今度はもっともっと、たくさん写真を撮ろう!!