悲しみに向き合えるようになってから、たくさん映画を見ました。


まだ、テレビはあまり見ることはできないですが、


映画なら何とか見ることができるようになってきました。


あえて、ラブストリーや悲しい物語ばかり選んで見ています。



今まで映画を見て泣くことなど、ほとんどありませんでしたが、


今は、ほとんど全ての映画で泣いてしまいます。


あえて自分に重ね、悲しむように努めています。


それがなんか心地よくて・・・




映画のあるシーンで、心に残った詩がありました。


原文の意味がすごく奥深く、訳す人によって少しニュアンスは


変わるようですが、イギリスの詩人である


Dylan Thomas(ディラン・トマス)の詩の一説



「愛する人を亡くしても、愛は死なず。そして死は支配力を失う」




今までであれば、特に何も感じなかったと思います。


でも、今はこの詩にすごく心打たれました。




確かに「死」には多くの意味で底知れぬ支配力があります。


心も体も環境も強引に変えられ、ボロボロにされてしまう。




でも・・・



僕はゆきたんに出会い、今までたくさん愛をもらった。



だから・・・



「失ったのは最愛の人の生命であって、愛ではない!」


「愛を捧げ続けることが、僕の幸せ!」





そう思えるようになりたいです。



今はまだ強くなれないけど・・・