ゆきたんの闘病中、もちろんの事だけど、悪い事の方が多かった。


当たり前だけど、、、


ゆきたんは僕以上に日々の苦しみや不安と闘っていたと思う。




辛い日々だったけれど、そんな生活の中にも、


今まで感じたことのない喜びや気づきもたくさんあったと、、、今は思える。


上手く言えないけど、未来を信じ、その未来を必死で目指してた生活は、


充実してたというか、、、『毎日、生きてたなぁぁ~』って思える。



その当時には、そんな事、思うことすらできなかったけれど、、、


そうではなくなった今はつくづくそう思える。





最近読みはじめた本に、なんかすご~く納得させられた


一文があったので紹介します。



『本当に生きている、という感じをもつためには、


生の流れはあまりなめらかであるよりは、


そこに多少の抵抗感が必要であった。


したがって生きるために努力を要する時間、


生きるのが苦しい時間のほうが、


かえって生存充実感を強めることが少なくない。


ただしその際、時間は未来に向って開かれていなくてはならない。


言いかえれば、人は自分が何かに向って


前進していると感じられるときにのみ、


その努力や苦しみをも目標への道程として、

生命の発展の感じとしてうけとめるのである。」


(神谷美恵子「生きがいについて」)




ゆきたんもブログの中でこんな事を書いてた。

『明日は分からない、


けど今日生きているんだから


できる範囲で生き生きと生きたいんです。』


(2012.3.20)




ゆきたんは病気をして傷だらけになりながらも、


どんどん強く大きくなっていき、不自由ながらも、


生き生きと生きていたと思う。


僕だけでなく、日々お世話になっていた


ナースやドクターも、きっとそう感じてたと思う。




何か目指し、何かに向って本当に本当に


必死になって生きている方は、


自分が思っている以上に、


「生き生きと生きている!」んだと思う。




今、僕は得体のしれない抵抗感の中で生きてる。


でも、今は時間が未来に向って開かれていないのが・・・とても悲しい。



いつか未来に何かを見つけ、未来に向って前進していけるかな。。。



「生き生きと生きてる!」って感じられる日を目指したい。