『ぼっけえ、きょうてえ』感想
こんばんちん♪
『夜市』
を読んで以来、ホラー小説を読むようになりました。
きゃー★
少し前までは読まず嫌いで避けてきたのですが、
続けざまに『ぼっけえ、きょうてえ』を読んで
魅入られちゃったかもしれないです。
(『ぼっけえ、きょうてえ』→著:岩井志麻子/
第6回 日本ホラー小説大賞・山本周五郎賞受賞作品)
『ぼっけえ、きょうてえ』は、
作品の語り口と空気感が上質だったことはもちろんのこと、
表紙の画に惹きつけられました。
ブログのヘッダーにも飾っている画です。
(『横櫛』→作:甲斐庄楠音)
瘴気か妖気かわかりませんが、
ただならぬ気配を孕んだ画の中の女性が
小説の主人公のIMAGEにぴったりだと思いました。
画と文が一体となって、かつて見たことのない異界へと
小説の世界観を押し上げているような気がしました。
私も自分の書く文のIMAGEに
ぴたりと合う画といつか会いたいと思いました。
また、この作品の表題『ぼっけえ、きょうてえ』は、
岡山弁で“とても こわい”という意味だそうです 泣
言葉の響き自体が、凄みを持っていて怖いです。
方言ならではの念みたいなのが感じられます。
<最近読んだ作品>
★十三番目の人格(ルビ:ペルソナ) ―ISOLA―
(著:貴志祐介/第3回 日本ホラー小説長編賞 佳作受賞作品)
★姉飼
(著:遠藤徹/第10回 日本ホラー小説大賞受賞作品)
★凍える牙
(著:乃南アサ/第115回 直木賞受賞作品)
やっぱり小説でご飯を食べてる人は凄いなぁって思いました。
子どもみたいな感想ですけど、そう思いました 笑
あと、私の創作『心の在り処』 が
賞(詩遊会・水仙賞)をいただきました。
ありがとうございます。嬉しいです。
また新たな作品ができますように。まんまんちゃんあん★