「潤 保護者が来てるぞ?」

 

 

 

ダチが そう声かけてきた

 

 

 

潤「え?」

 

 

 

 

 

ダチと集まって楽しく飲んでいたら

店の入り口の方がざわついて

「かっけー!」だの「やべーマジいけてる!」だの騒がしい

だれか有名人が来たのかなって思ってたら・・・

 

 

 

翔「潤 随分楽しそうだな?」

 

 

 

潤「なっ!翔さん!なんで?え?なんで?・・・ えと・・・ 飲む?ここ座る?」

 

 

 

あたふたと 席を1つずれて 翔さんが座れるように空けた

 

 

 

目が合った瞬間に分かった

こんなに人が沢山いるのに

多分今オレだけが気付いてる

 

 

 

翔さんはにっこりと微笑んでいるけど

超絶ご機嫌斜めだ

 

 

 

大人になって イラつきを悟られないようになったけど

オレは気付いちゃうから

 

 

 

怒ってる翔さんは超怖えけど

たまんねぇ//////

 

 

 

オレの前でだけ油断してるトコも

女の子みたいにかわいくなっちゃうトコもすっげー好きだけど

 

 

 

ピリピリしてる翔さんも好きだ

 

 

 

でも・・・

オレなんか怒らすようなこと しでかしたかな?

不自然だけど目を合わせられない

 

 

 

翔「いや いいよ。オレはオマエを迎えに来ただけだから」

 

 

 

潤「え?」

 

 

 

 

翔さんの手が肩に置かれて

 

 

 

翔「帰るぞ?さっさと帰り支度しろっ」

 

 

 

耳元でイラッとした感じで囁かれて

怒ってる翔さんに不謹慎だけどトキメイテ 頬が熱くなるのを隠すように頷いた

 

 

 

潤「うん//////」

 

 

 

 

ダチに「帰るわ。またな?」それだけ言って

足早に翔さんの背中を追う

騒がしい店内なのに

どこか騒がしい音は遠くに聞こえる

 

 

 

 

 

店を出るとオレが素直に付いて来たことに

安堵してるような背中

大好きな翔さんの背中

外は寒くて息が白いのに

身体の芯が熱い//////

 

 

 

 

 

 

━─━─━─━─━─

 

 

 

 

 

 

 

車に乗り込んでから 

誰にも聞かれないようになるまで我慢して聞いてみた

 

 

 

潤「でっ?今日はなんで迎えに来てくれたの?」

 

 

 

翔「・・・・ごめん」

 

 

 

さっきまで殺気立ってたくせに

ボソボソと謝る

元気なくアクセルを踏む姿に何だか笑えてくる

 

 

 

潤「ヤキモチ?ねっ?ヤキモチ妬いて迎えに来てくれたの?」

 

 

 

翔「はっ?べ・・・別にっ」

 

 

 

オレのニヤケタ顔が癇に障ったのか 今度はツンツンする翔さん

コロコロ変わって この人やっぱおもしれぇ

 

 

 

潤「ふふふふふっ」

 

 

 

翔「おまっ!なに笑ってんだよ?オレはヤキモチなんか妬かねーかんなっ そんなちーせーオトコじゃねーからっ」

 

 

 

潤「じゃーなんで迎えに来たの?」

 

 

 

翔「それはだから・・・  別に?」

 

 

 

潤「ぷっ・・・ なにそれ? 翔さん今日は〇〇さん達とメシ行くって言ってたじゃん」

 

 

 

翔「うん 〇〇の仕事が長引いて延期になった」

 

 

 

潤「それでオレのこと迎えに来たの?はぁ?自分の用が無くなったから?それって超ワガママじゃね?」

 

 

 

翔「オレの予定が空いたらオマエが埋めろよ」

 

 

 

潤「なんで?」

 

 

 

翔「なんでって・・・ 潤は・・・ 潤だからだよ//////」

 

 

 

潤「ふふふっ なにそれー」

 

 

 

あーダメだ

翔さんにワガママ言われても怒れねーよ

 

 

 

チラっと翔さんを見れば

外のネオンに照らされて

やっぱり翔さんの顔 

すっげーーーー好きだっ///////

 

 

 

翔「あー腹減ったー なんか買って帰る?」

 

 

 

でたよ

食うの好きな人ってさ

あっちも旺盛な人が多いいんだって

 

 

 

潤「オレがウチで親子丼作る」

 

 

 

翔さんって放っておくといくらでも食っちゃうし

あっちの方だって長い時間平気で

エロエロ帝王になったり

かわいい女の子みたいになったり

 

 

 

翔「うん で?なんで親子丼?」

 

 

 

ほらっ

またそんな無邪気な顔してさ

オレの中をグルグルかきまわす・・・

 

 

 

潤「今日の飲みのシメに食う予定だったの。あの店の親子丼マジウマいの」

 

 

 

翔「あんなオシャレな店で 親子丼?」

 

 

 

潤「うん オシャレな店で普通にウマいもん出てくるのが いいんだよ」

 

 

 

翔「ふーーーん。親子丼かぁ久しぶりだな~」

 

 

 

とびきりウマいの作るからさ?

ちゃんとオレのことも喰ってよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

 

 

 

今日は息子の中学の卒業式でした桜

 

もう式中  何が心配って体育館の底冷えと

冷えてお手洗いが近くなること←ばばぁっす滝汗

でもそこは大人なので耐えました

 

 

国家、校歌を全員で合唱して

卒業証書授与・・・

 

手渡されたシオリの中に進路状況が記載してありました

都立よりも私立に行く子の方が多く

 

就職はいないものの

定時制や、通信制の学校に行く子もけっこういて

今までは義務教育で守られていたけれど 

これからは厳しい社会に少しづつ出て行くんだな

まだまだ子供なのになと

感慨深かったです

 

 

そしてレミオロメンの3月9日を合唱したのですが

もう・・・

こーゆー時に そんな泣ける歌を歌うから・・・

眼鏡外し、マスク外し涙を拭き拭きの繰り返しゲッソリ

だって目が悪いし、花粉症だし

 

眼鏡もマスクも手放せないんだもの笑い泣き

 

 

 

全国の卒業生の皆さん おめでとうございますさくら

これからたくさんの試練があると思います

 

 

是非っ

乗り越えろ~!

 

 

そして幸せになって下さい

 

 

がんばれーーーーおぉ~!オー

 

 

 

 

 

 

 

 

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