自分が十代、二十代の頃は農業など年寄りの仕事だと勝手にきめつけて見向きも
しなかった。朝早い、重労働、休みなし、爪の間に泥が入る、手が荒れる、仕事が地味、
労働に見合う収入は?など、数えあげたらきりがない位のマイナスイメージ・・・。
しかし今よくよく考えて思う事は、当時家族がそうやって「米」「野菜」をつくることで、本当に
安全でしかも新鮮なものを、ごく当たり前に食べていた自分がいた訳なんですが、この3年ほ
ど前から思う事があり、椎茸の原木栽培をはじめた事をきっかけに、農業について興味がわく
事になる。。。
↑の画像は、30aほどの元田んぼ(数年間放置してススキだらけ・・・)で、区画整備してあり
細かく畦で仕切られていない為、作業性を考えるとかなり合理的かと・・・。
近くから見ると自分の背丈ほど伸びたススキが自生し、田んぼなのか山なのか
分からないほどに・・・。
しかしご覧のように、区画整備のおかげで幅員2,5㍍の作業道がありかなり立派!!
近くには四万十川に注ぐ清流もあり、環境的に申し分ないかと思う!!
これだけの条件がそろった農地を遊ばすのは実にもったいない!!
こんな好条件の耕作放棄地が近年やたら目につく・・・中にはほとんど山同然
になった畑も多数有るが・・・。
自分達のような素人がひとくちに「農業」といえるほどその世界は簡単ではないと思うし、まして
はじめから生業としてひとりでやって行くにはリスクが高い!!しかし、やらない事には前に進
まないのも事実。。。
まずは何から手をつけていくのか?そして自分がどうしていきたいのか?現実と理想をどう
形にしてゆくのか?まったく白紙の状態から考えてみようと思う。。。