このキモチは、かなり久しぶり。


新卒で9年働いた会社にいた時に
心から溢れてた、ワクワクした感じ。
もっともっと便利にしたい!
って労を厭わず頑張れた。


就職難だった頃。
文系大卒がデメリットにさえ感じたけれど、
文章力(面接後に書いたお礼状)と
車の免許取得が決め手となって
営業職として飛び込んだ会社。
先日たまたま思い立ってホームページを見たら
経営陣は知らない人ばかりになってた。
2005年に退職して、もう17年になるのだが、
風の便りに同僚が頑張っていると知った。


とある業界にシステムを販売するシゴト。
特殊なシステムだったが、
当時はトップランナーだった。
業界初の試みにも参加させて頂いて、
イライラもあったがワクワクが多かった。
シゴトにのめりこんで、
婚期も関係ないとばかりに頑張ったけれど、
30を過ぎ、年相応の葛藤や障壁を感じて
新天地を求めて紆余曲折。。。


あの時のワクワクを
シゴトで感じることはなかった。
時世だろうか、
雇用形態に悩まされることが増え、
シゴトそのものよりも
保障されて働くことが主眼になっていた。 


働くことが好きだった。
だけど体も壊れた。
紆余曲折のなかで挫折もあり、
崖から飛び降りるキモチで
地元での生活に舵を切ったのは、
2016年。6年前のこと。


平日休みは、魂が喜ぶことをした。
休みを優先して働き始めた先では、
シゴトは6割の力でと言われ、
無理をしない事を学んだ。


体がシゴトを覚えたと思えたのは、
6年が経過した最近だ。 
それと同時に、
今のシゴトで何かを目指すのを辞めた。


できることを、
すればいい。


あの頃みたいに
スタミナは続かないし
休むことが明日に繋がる事を
しみじみ感じて生きている中で、


シゴトは心を無色透明にして
感情や体力を消耗しないように
淡々と修行のようにこなすのを、
虚しいなぁ。。と感じる日々に、
あの頃みたいに心が踊る瞬間を、
地元の繋がりに見出し始めた。


私はあの頃、
人と人のニーズを繋ぐツールとして
システムを販売するのが使命と感じていた。
そこには損得勘定は殆どなく、
心の底から良いことをしたという達成感に
力を漲らせていたのだ。


人と人とを繋ぐこと。
コロナ禍でも私は、
介護職として人に接することが出来ている。
その人を誰かに繋ぎたい思いは
なかなか果たせていないけれど、
今は思いを受け止め然るべき人へ
伝えることが、最大限できる事だと
自身を納得させている。


人の思いを繋ぐこと。
そこに正解はないけれど、
シゴトを離れた地元での時間に
使命を果たせそうなきっかけを
掴むことができた。


不思議なことに、
それが心の軸となって、
1日の終わりに心がそこに巻き戻るように
心地よく感じている。


シゴトで接した色々も、
その軸をより強固なものにする
刺激となっている。


石の上にも三年
というけれど、
私には、六年
だったようだ。



軸を意識して
思いが溢れていく。


軸を意識しよう。
軸を鍛えよう。


好き、や
大事、の
奥底に見えた軸を。


写真は週末に行く、
体験教室のオリジナル三味線の一部です。
ワクワクを、ありがとう。

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