念のたまり場 | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。

私は大阪で生まれ育ちました。


生まれたところが宗教の家で
父親はそこの宗教の中階層の長をしていました。
大阪支部の役員にもなっていたように思います。


父、母、祖母と四人兄弟で、家族7人でした。
小学生頃に妹ができるまで末っ子でした。
その妹ができるまでの期間が内乱のようにシッチャカメッチャカでした。


宗教をしている家ですから
家族団らんで皆仲良くしていて和やかなアットホームな感じのように思うかもしれません。
実際はそんなイメージとはかけ離れ
家族は孤独の集まりでしかありませんでした。
お互いのすることにはあまり関心がなく
それぞれが思うままに生活していたように思います。


父親は食卓に集まろうとはせず
自室でいつもご飯を食べていました。
母親はいつもピリピリしていて
何か気に障ることがあれば必要に叱責しました。
兄弟では「鬼ババ」というレッテルを張っていました。
家の空気はいつも重く、けだるい感じがしていたように思います。
頭痛がひどく、喉もイガイガしていました。

宗教をしている都合上、母屋に隣接して大きな神殿があります。
二階建てくらいの高さで天井が高く、畳が5,60畳のほどで大きな広間でした。
広いので、そこでよく幼少の時に兄と遊んでいました。
ある時、私は体調が悪く、思うように身体が動かない時がありました。
それでも、兄と遊ばないといけなかったので無理して遊んでいました。
その時二人で野球をしていましたが、
私の遅い動きと嫌々そうな感じを見て兄が突然怒り出しました。
バットを持った兄が突然神殿の奥に向かって、バットを投げつけました。
「バッシャーン!!!」と
バットが木の格子枠のガラスの窓にぶち当たり何枚も割れました。
兄の顔は鬼のような形相でとても恐ろしかったように思います。
兄は私を睨みつけながら無言でその場を去って行きました。


私は重だるい身体を動かしてちまちまとガラスを片付けました。
母親が来て一緒に片づけたように思います。
兄は何も怒られていなかったような気がします。


今考えると家族皆が霊媒体質であり
それぞれが何かしらの影響を受けていたのでしょう。
何かしらに憑依され、出たり入ったりを繰り返していたと思います。
自分の気持ちの上げ下げが激しく、体調もいいとはいえませんでした。
兄弟全員幼少期は風邪を引くと喘息していました。
家柄、念が家中にこれでもかというくらい詰め込まれていましたから
それによる影響で気管に表れたのでしょう。
それらの念に群がるように色々なものが集まっていて
家の中はごった返した様ことになっていたでしょう。


幼少の頃は信者さんの集まりのある時は賑やかでした。
でも、年を重ねるごとに人が少なくなり衰退していくのを感じていました。
その時は原因が何かはわかりませんでした。


続く

影見

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