高音がウリのDONICビッグスラムシリーズの最新版ブルーストームビッグスラム2.1㎜をアクアブレード23の裏面で使用してみました。
スポンジ硬度はブルーストームZ3と同じ42.5度ですが、気泡はやや小さめです。
実際、音のなるラバーを目当てで購入してみたのですが中間硬度の木材7枚に合わせたこともあってかたいして鳴りません。
軽打ではまったく、7割ぐらいの力で打つとやっと鳴る印象。
音の質自体はグルーを塗ったようなパキャといった感じではなく、柔らかいテンションラバーにありがちなキンッといった具合です。
薄くて硬めのラケットに合わせるとまた違うかもしれません。
性能はトータルバランスに優れていて非常にレベルが高いですね。
ソフトとはいえ42.5度なので強打した際も失速することはなく、非常にスピーディーなボールが打てます。
球離れが速いので回転をかけるのは少しコツがいりますが柔らかいラバーとしては回転量は多い方です。
弾道はやや直線でミートも回転系テンションとしては優秀。
弾みが良い割にはサイドスピンやカットブロックがやりやすかったので案外カットマンにもお勧めできるかもしれません。