実は先週、いつものヘルパーさんに連れられて、
研修ヘルパーさんが来られてました。
私達と同年代くらいの女性で、
「ご主人の在宅介護を卒業したので社会復帰」という方でした。
「在宅介護を卒業した」は
「介護の相手が亡くなった」を意味しています。
私は、とても胸が痛みました。
案の定その研修ヘルパーさんは、
我が家に入るなり目が真っ赤でした。
「私も○○してたんですよ!」
「奥さんも○○なんですねぇ〜」
在宅介護あるあるで話ははずみましたが、
その間中ずっと、涙ぐみながらの作業となりました。
きっと、とても懸命にご主人の介護をされて来たんでしょう。
細かい所にも気配り出来る素敵な方でした。
私のネット上の友人にも、
この研修ヘルパーさんと同じように
介護を卒業した方々が何人かおられます。
だから、そういう話もしたかったし、
それ以前にまず彼女を抱きしめたかったけれど、
今日、事業所を通して断りの返事が来ました。
ウチのお風呂場のスノコが
在宅介護していた頃の彼女の家のスノコと同じだったらしく
それを見るだけで涙が止まらなくて
とても仕事になりそうにない、からだそうです。
本当に申し訳ないと言われてたそうです。
大丈夫!気にしないでと伝えてもらいました。
いつか涙を乗り越えた彼女に、
また会えたら良いなぁと思います。
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