先日、訪問OT(作業療法)の時に、
車イスのセッティッングをしてもらいました。
少し痛みが出てきていたからです。





車イスに長時間座っているのは意外と大変です。

自動車や列車に長時間乗っていて
お尻が痛くなった経験はありませんか?
それと同じです。

また、映画館でじっと座っているのにも似ています。
映画1本分、2時間も座ってると
お尻だけじゃなく腰も痛くなりますよね。

人間の身体は、ずっと同じ姿勢で居るようには出来ていません。

実は無意識のうちに少しずつ動いているのです。
寝ている間に寝返りをうつのと同じで、
座っている時も少しずつ姿勢を変えているのです。

でも脳や神経に障害を負うと、
無意識に動かすことが出来なくなります。
なので姿勢を保持したり正しく動かしたりするための
用具や装置が必要になります。

車イスは、その用具のひとつです。
決して「障がい者を運ぶ台車」ではありません。


こういった考え(ノウハウ)を「シーティング」と言います。


※シーティングとは?(日本車椅子シーティング協会)
http://www.j-aws.jp/?page_id=105



ところで、どうして最近また急に痛みが多くなったのか、
訪問マッサージさんのリハビリが厳しすぎるのか、とも思っていましたが、
靴底が原因かも?と言われました。

確かに、そうかもしれません。
新しい靴は以前の靴より靴底のグリップが弱いのです。
歩く時にはそれで良いんですが座位保持には
もう少しグリップがあった方が良いのかもしれません。
何足かデモをさせてもらうことになりました。









それから数日後、他にも靴を持って来てもらったので、
試しに履き替えてみました。

1番カッコ悪い靴が座位時には1番適しているようで
背中や足の痛みが軽減されました。
靴底のグリップの違いで筋肉の緊張が変わるんだと思います。




歩行時には引っかかりの少ない室内履きタイプが良いようです。



スニーカータイプは残念ながら却下になりそうです。




本格的に寒くなってきたので、早く
身体に痛みの出ない座位を確保したいものです。















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