重度訪問介護を使うようになって
自由な時間は出来たけど問題が増えたのも事実。
特に人の問題は頭が痛い。

もう自分で全部やった方が早い!と思う時もある。
それじゃ本末転倒だけど。

事業所には事業所の都合がある。
事業所としては、慣れた人には「他の新人をリードして欲しい」と思う。
また「新人の穴を埋めて欲しい」と思う。

そうしないと少ない人数でシフトをまわして行けないからだと言う。
だから同じ現場に長くしばられたくないようだ。

でも利用者としては、慣れた人にずっと居て欲しい。
ようやく仲良くなれたと思ったら、もうサヨナラで、はい次の人って、
そんなに都合よく気持ちは切り替えられない。

私達にとっては生活だから、
そこに参加して来る人には「準・家族」な感情を持つから、
ちょっと失恋したような気分になる。

もちろん事業所が悪いわけではない。

事業所はサービス業で、
利用者はお客様だと思っていたけれど
理想と現実は違う。


何とか妥協点を見つけて
両者が歩み寄らなければ解決はしない。




じゃあ自薦ヘルパーを、という道も考えたけれど、
どうも日本人には馴染まない気がする。
フリーランスのヘルパーでは不安定だから副業になる可能性が高い。

自分で事業所を興すという方法もあるが
少なくとも私には向いていない。

介護職(ヘルパー)は絶対的に数が足りない。

海外の労働力には、私は期待してる。
フィリピンやベトナムの大家族で育った人が来てくれたら嬉しいと思う。

それから障害を持った人、という選択もある。
特に心の病と闘ってる人はピュアな人が多いから私は歓迎する。

シルバーな人材は、以前にお願いしたことがあったけど
ちょっと厳しいと思った。
たまたまかもしれないけど私は頼みづらかった。

また、噂では、犯罪歴のある人、という選択肢もあるらしい。
これもかなり厳しい。
もちろん更生の強い意志を持っておられるなら良いかもしれないが、
問題は、それをどうやって証明するかだ。
誰が保証する?事業所?それとも国?

ちょっと期待したいのはボランティアの人達。
社協では老健などに傾聴ボランティアを派遣している。
個人宅にも派遣できるようにしたい、と言っていた。

身体介護ができるように社協でヘルパー資格が取れるようにして
ボランティアヘルパーを育成してくれないか?
もしくは本格的に介護の仕事に就く前の学生に、
実習を兼ねてボランティアヘルパーになってもらってもいい。

ボランティアの方が、時間数も介助の内容も制度に縛られないから
返って親身になってもらえるかもしれない。

・・・等と、考えをめぐらす日々。

















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