村に1軒しかない食べ物屋で、
「ラーメン運ぶ時に指を入れないで下さいよ」とか
「チャーハンに髪の毛が入ってましたよ」とか言ったら
何てウルサイ客だ!と言わんばかりの目つきで
「人手が足りないから仕方ないんだよ」と言い返されて、
おまけに、
「文句があるなら自分で作りなよ」
「それとも自分で店やるかい?」って言われたら
どうします?
ムカつきますよね、
怒ります。
でも、村には食べ物屋がその1軒しかないし、
遠い街からのデリバリーを頼むとお金がかかるし、
自分で作る時間もないので、
心の中の煮えくり返る感情を抑えこんで
「あ、いやいや、いいんですよ、忙しいにの悪かったですね」と
卑屈な笑顔で、
冷めた麺をすするしかない、
それが、在宅介護の現状なのです。