私のネット上の友人で、脳出血の後遺症で失語症の方がおられます。
失語症というのは、脳卒中などが原因で中枢神経系に損傷を受けたことによって
言語機能に障害をきたした状態のことです。
友人の場合はブローカ失語と言って、
言語の理解には問題が無いんですが発語するのに障害があり、
筆記などにおいても苦労が多いようです。
リハビリのために毎日欠かさずブログを更新しておられます。
今ではすっかり、どこに障害があるんだろう?と思うくらいの文章力ですが、
日々の生活では何かと困難もあるようにお見受けします。
中でも最も大変そうだなぁと思うのは「周囲の不理解」です。
なぜなら失語の障害は「目に見えない」からです。
でも私の友人は、とても勇猛果敢です。
「目に見えない」から理解が進まないなら見えるようにしよう!ということで、
首から障害者手帳を下げて電車通勤しておられました。
その友人が今、熱心に取り組んでいるのが「ヘルプマーク」の普及です。
ヘルプマークは、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成されたマークです。(wikipediaより)
目に見えない障害を負っている方や
障害ではないけれど助けが必要な方への配慮が広がるように
と願って頑張っておられます。
是非1度、私の友人のブログを読んでみて下さい。
そしてヘルプマークについて知って下さい。
宜しくお願いします。
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<やっぱり、私も「ヘルプマーク」は必要です。>
https://blogs.yahoo.co.jp/key2009man/15689329.html
私の勤めてる会社の通勤は、私鉄(45分)は、ラッシュの時間をずらすなどで、
優先座席に座って行けますが、大阪の地下鉄は、いつも混んでます。
地下鉄は、1駅なので、車いすスペースの手すりを
左手に握りしめて、杖のゴムを腕にぶら下げて、
立ったまま行きます。(上図↑:縦に長い手すり)
でも、人がスマホをやってたりすると、
私は、この手すりにたどりつけません。
私は、「身体障害者手帳」のストラップがありますから、助かります。
みんな私を見ると手すりをあけてくれます。たまに、帰りの地下鉄の電車で、
「身体障害者手帳」のストラップをしないで、
乗ってしまいます。そうすると同じサラリーマンやと見られて
手すりを手に入れることが難しくなります。
空いていて、素直に手すりにつかむことができたら、いいんですが、
人がスマホをいじってたりすると私は「すいません。」と言って、
手すりにつかまります。
先週、行きの地下鉄に乗ってて、こけそうになりました。
駅に着いたし、降りようと思って、左手を手すりを放しました。
杖を持ち直しそうとしたとき、電車に急ブレーキがかかりました…
もしこけてたら、私は一人で立てません。
電車の乗っていた人達に多大な迷惑をかけていました。
怖いですね…
やっぱり、私も、「ヘルプマーク」は必要です。
援助や配慮を必要としている方のための 「ヘルプマーク」
の普及に取り組んでいます。
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<大阪府「ヘルプマーク」普及啓発のいろいろ>
https://blogs.yahoo.co.jp/key2009man/15688616.html
大阪府では、府内で運行する公共交通機関や民間企業のご協力により、
ポスターの掲示やチラシの配架など、ヘルプマークの普及啓発に
取り組んでいます。
ポスター(横) [PDFファイル/455KB]
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/30187/00000000/poster(yoko).pdf
チラシ [PDFファイル/437KB]
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/30187/00000000/chirashi.pdf
リーフレット [PDFファイル/388KB]
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/30187/00000000/leaflet.pdf
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現在、ヘルプマークの普及状況は下記の通りです。
●ヘルプマーク導入済み都府県/市町村
東京都
京都府
和歌山県
徳島県
青森県
奈良県
神奈川県
大阪府
岡山県井原市
岡山県浅口市
岡山県総社市
宮城県亘理町
●ヘルプマーク導入予定府県
岐阜県
栃木県
滋賀県
※いずれも2017年度導入予定
●ヘルプマークお問い合わせ先一覧
http://helpmark.info/inquiry/