賢プロダクション新春朗読シアター。
お陰様で大変好評のうちに幕となりました。
寒さも厳しい中、脚をお運びくださいました皆様、来られずとも気持ちを送って下さいました皆様、
本当に有難うございました。
終わってみて思うのは「やっぱりこの事務所すげえな」と。
そんなすげえ事務所のすげえ役者達に混ざって同じ板の上に立てたのは最高に有難い時間でした。
個人的には改めてライブの怖さ、楽しさを実感する公演となりましたね~。
何しろ実寸で稽古をしたのは前日のゲネのみ。
おおよそ「慣れ」とは無縁の中でスタートしたのですが、予想以上に緊張していたようで。
昼の部はどこかフワフワしておりました・・・なんせ喋り始めて最初に思ったことが
「あれ?俺ズボンのチャック閉めたっけ?」
一周回って集中どころじゃねえ、みたいな。
そりゃ稽古でもやらないミスをするわけだと^^;
そのお陰でという訳ではありませんが、夜の部はとてもいい状態で臨めたのかなと。
手前味噌を承知で言えば、一番自分の理想に近い形でできたのでは。
特に最後の行は稽古でもなかなか自分の中で収まりどころが無かったのですが、最後の最後で「これ」というのが出たのが最高に嬉しい。
キャスト陣の掛け合いの流れに上手く乗せてもらったように思います。
欲を言えばもう1~2回、実寸で稽古がしたかった・・・(笑)
小屋入りしてから2回通して、そして本番2回。
その間、みんなの芝居がどんどん面白くなる。どんどん良くなる。
あれがベストなのか、あるいはまだ先があるのか。
限られた時間で作り上げるものだからこそ、そこは一生モンの問になるんだろうな。
さてさて、今回も素敵なお花を頂戴しました!
「箔が付く」
なんて言葉がありますが、こうして贈られた花を見てると、自分は皆様から箔を付けて頂いてるんだなと。
これからもその箔に相応しい役者でいられるよう精進してまいります。
この場を借りて心よりの御礼を申し上げます。