再会 REUNION with Ethiopian
エチオピアを離れて263日が経過した。
あのころ過ごした日々は遠い記憶となってしまっている。
時々、エチオピア人から送られてくるメールを読んでは、あのころを懐かしむ日々を過ごしている。
彼らのことを思い出すと、とても会いたいようで、会いたくないような気持ちになる。
どちらかというと、会いたくないのかも。
それはどうしてだろう。
エチオピアにいた頃は、一生懸命に貧しい国に起きている現実を理解しようとし、何か微力ながらでもできることはないかと一生懸命に模索していた。
逆に今はというと、その観点からのみで自分を見てみると、理解が増したわけでもなく、考えれるようになったわけでもない。
ましてや行動になんてほとんどうつせていない。
それどころか、あの頃の生活費の何倍もの生活費を費やし日常を暮らしている。
「そういう世界だから・・・」
「それが世の中というもの・・・」
そう言われると返す言葉はないが・・・
今、費やしているお金があれば、あのストリートチルドレンたちを十分養っていける。
ガザハンニュ牧師と共に活動すれば、多くのストリートチルドレンたちが救われる。
そんなことわかっていても、この日本の中で何も動けていない自分がいる。
どう動いたらいいかわからない自分がいる。
あきらめている自分もいるのかもしれない。
そんな自分を、何も変わっていない自分を、ガザハンニュ牧師やストリートチルドレンや、マザーハウスの子どもたちに見せる事ができるのか。
自分に会う資格はあるのか。
などと考えてしまう・・・
でも、
でも、
でも、
でも、
買っちゃったんです。
買ってしまったんです。
待ってろよ、エチオピアーー