梅仕事が終わると7月。梅雨最中の今日この頃
思うこと少し
十数年前ごろ、豪雨は梅雨の終わりのお印でした
今は時も場所も選ばずゲリラ的にやってきて
河川の氾濫、山崩れ、がけ崩れと被害をもたらす
時には、数年のうちに同じところだったり
自然災害だから仕方がないって?
数十年前、高名な経済学者先生がいいました
安い海外の木材を買い漁り
日本の山や森の保全を怠ったから、保水力が失われ
日本に買い漁られた国の山は丸坊主になって
山奥にリゾート開発するって、樹を切り倒し
観光道路バンバン造り、車バンバン排ガスまいて
山の生態系が狂いだしたから、保水の力がなくなって
里では林が丸ごと大規模住宅地へ、道路や工場地へと
田や畑が住宅街や商店街へと、開発されていった
天然のため池が、いつの間にか消えてしまいました
そう誰のせいでもありません、みなお金儲け、豊かで
便利な暮らし、大好きですから
ところで、私の故郷は長崎市、坂の町です
多くの古い住宅地は棚田状に斜面にあります
家の前も後ろも崖、がけ、時々崩れて、その度に直して
もう100年以上そうして暮らしています
私達はこの数十年、あまりに忙しく働きすぎ、造り過ぎ
資源を浪費して、環境までを壊してきたようです
天災ではなく、人災なのですが、災害にあう方々は
直接には責任のない方ばかり
複雑な心境です ごめんなさい