( これは 2/26 の出来事です。 )

それにしても年齢層が高めだ。夫婦連れが多いな。
こんな店でも給料日後の土曜日は、
そこそこ客が入るもんだと感心する。
常連さんだというじじいが現れ、ママから新人だと紹介された。


あたし「あかりと申します。宜しくお願い致します。」
   
         たったこれだけなのに、もうかみっかみ(苦)

実はあたし、かなり‘男らしい’らしく後輩達からは

            『アニキ』って呼ばれてんだよね(爆)

自分が発した声のトーンや、しなを作った仕草を想像したら、
がっつり 鳥肌 立ちました。うぇ~って感じさ。


じじい「あかりちゃん、何か良いねぇ。」
あたし「何か良い?ですか?」



じじい「うん・・・なんていうかさ…目離れてて」



はぁ?‘目離れてる’だと?言われたことねぇし。
てめぇこそ、その滑舌の悪さは 入れ歯 だろうが?え?
あー何か言ってやりてぇ!
普段のあたしなら毒の1つも吐いてやるのに。
         耐えろ~!あかりぃ~。
心の中で パイナップル をお見舞いしてやった。へっ。


で、しばらくすると

じじい「あかり、カラオケ。ヒロシ入れて!」
あたし「ヒロシ!?‘ヒロシです’のヒロシですかぁ?」
じじい「誰だそれ?ヒロシったら



           
           水原ひろし

                             だべや!」


はぁ… 黒い花びら でしたか。