息子小学校2年の春、地元の軟式少年野球チームに入団。
息子の同級生は一人もいませんでした。
ぶっかぶかのユニフォーム。帽子。父も母も野球のことはよくわからず、ユニフォームの
着方さえもわかりません。幸いわたしの実弟が野球経験者だったので、彼にユニフォーム
の着方を教わりました。
恐る恐るグランドへ向かいました。小学校のグラウンドが練習場所です。
子供は割りとすんなりチームに溶け込んでいったと思います。
母はグランドの中に入るまで2ヶ月ほどかかったと思います。何か独特の雰囲気があり、
いつも校門のところから息子の小さい姿を探していたように思います。
誰に似たのか人一倍小さいくせに偉そうな小学2年です。コーチに何度も拳骨をいただいて
ました。楽しかったのは最初だけで、毎週毎週壁当てとランナーばかり。
息子はバットが持ちたくてうずうずしていました。
想像していたのと違いいつまでも球拾いの彼は、ついに練習に行くのが嫌になったようです。
練習の朝になると「母さん、頭痛い」もしくは「母さん、お腹痛い」これの繰り返し、、、、
父も母も一度自分でやりたいと始めた野球を途中で休ませるつもりもなく、引きずってグランド
に向かっていました。なんとかかんとか一年頑張っていたと思います。
ちょうどその頃いとこが入部しました。幼い頃から兄弟のようにいつも一緒にいたいとこです。
いとこ小学校1年でした。一年違いのいとこ同士のレギュラー争いが始まったのは
息子小学校3年、いとこ小学校2年の秋でした。。。。
つづく