8月15日までの長女③  の続きです






特に何もしてない普通にしてた夜

突然長女の右耳は音を認識しなくなりました

左耳ははっきり聞こえてます



聞こえないことは中学3年生の絶不調期に1度ありました


この時はストレスがかかりまくってて学校に行かなくなった時期だったし、病院に行くより家で静養してることが1番良いことだと私の判断で様子を見てました

その3日後には聞こえるようになったから安心してたけど・・・今回もそうなんじゃないかと思ってました



翌日に休日診療の耳鼻科に行って聴力検査を行いました

やっぱり右耳は聞こえてないという判定



休日診療の耳鼻科で紹介状を書いてもらい翌日総合病院の耳鼻科で再度聴力検査しました

やっぱり聞こえてるのにません


診断名は『突発性難聴』


病院に入院してステロイド点滴をすることを進められたのですが、長女は入院すると不安になってしまうから入院を拒否しました

それ以外の方法は通院で点滴をするかだけど、間が悪いことに土日が病院休みということもあって、経口ステロイドとビタミンB12を飲む治療を1週間することになりました



ここまでが15日の出来事です








その間にスーパーのレジのバイトがハードに入れられてるから、右耳が聞こえないながらも頑張ってバイトをなんとか続けました

バイト先のチーフに突発性難聴になったことを長女は言いましたがそんなに関心がなさそうです

それで病院い行く日のバイトを遅れて出勤させてもらえないかお願いした時に

「え、他の日も病院に行かなくちゃいけないの?」

と言われたそうです




・・・・・この人なんなんでしょう・・・・


耳が突然聞こえなくなった事をそんなに軽く考えるなんて・・・

心配してくれと言わないけど、人の気持ちや体調を考えてモノを言えないんでしょうか




1週間後、再度の聴力検査をすると前回よりも聞こえてないという数値になりました


でも突発性難聴だとこれ以上悪くなることは考えられないということで、後日脳に腫瘍ができたりしてないかを診るためにMRIと脳波の検査をすることにしました


検査結果は脳に腫瘍はありませんでした


脳波の検査はグラフの波から診るとちよの右耳は聞こえているという波でした


病名は突発性難聴から『機能性難聴』になりました


ストレスから音を認識できない状態であるということは、中学3年生の時と全く同じです



思い当たるストレスの原因は・・・バイトのチーフでしょう

契約では4時間勤務なのに何故か9時間ぐらいのシフトを事前に相談もなしに入れまくるし、人の気持ちや体調を考えてモノを言えない人ですから、感受性の強い長女はパンクしてしまったんです



検査結果が出た数日後のバイトは9時間勤務

4時間こなして休憩に入った長女はロッカーで倒れてしまいました・・・



その休憩時間にお弁当を持ってく約束をしてた私はバイト先のスーパーで長女が出てくるのを待っていると長女の携帯から電話がありました

かけてくれたのはサブチーフ


すぐさまロッカーに案内されて、ロッカーで倒れてる長女に駆け寄りました

長女の側にサブチーフとチーフとパートさんがいました

意識はあるけど真っ青で体に力が入らなくて辛く、涙を浮かべて「ママごめんね」って言うんです


そんな痛々しい長女に涙が溢れそうになったけど必死に我慢して「大丈夫だよ。よく頑張ったね」と言うことが精一杯でした


スーパーにある車椅子に長女を乗せてタクシーを呼んでもらおうとサブチーフにお願いしたら、店長さんがわざわざ自宅まで車で送ってくれました




自宅のソファで横にならせると、顔色はまあまあ良くなってきました


私「このバイト辛いでしょ。ストレスはチーフのせいだと思うよ。こんなに体壊してまで続けるバイトじゃないし辞めたら?田中先生もハード過ぎるって言ってたやんか。ドクターストップだよ。バイトよりも長女のことが大事なんだよ。」


長女は頷きました



翌日と翌々日はもとからバイトが休みの日だけどチーフに辞めることを伝えに行きました

8月のシフトは残り3日間あって、チーフはそれは出てほしいというんです

その3日間はどれも長時間勤務でとてもじゃないけど長女はできません


長くても4時間が限度と長女は言って残りの3日間を必死でこなしました




人手が足りなくて仕方ないのは分かるけど、倒れた人にドクターストップがかかってるって言ったのに働かせるなんて・・・・信じられません



その後の長女のことはまた書きますね