先日、東京国立博物館で開催中の
「ボストン美術館 日本美術の至宝」に行って来ました。
東洋美術の殿堂と称されるボストン美術館には
10万点を超える日本の美術品が所蔵されているそうです。
それも日本に残っていれば重要文化財・国宝級のものが
たくさんあるんだとか。
それが日本に里帰り~ってことなので行ってきました。
法華堂根本曼荼羅図
これ、奈良時代・8世紀の作品。
8世紀!!??
8世紀の物がこんなにいい状態で残っているなんてすごいですよね。
入ってすぐにこれがあって相当驚きました。。。
吉備大臣入唐絵巻
これは平安時代・12世紀頃の作品。
遣唐使、吉備真備の活動をユーモラスに描いた絵巻なんだって。
これ、ぜーんぶ繋げると24メートルくらいの長大なもの。
長っww
説明を読みながら見ましたー。
なんかユーモアたっぷりだった。
おもしろかった。
松に麝香猫図屏風
室町時代・16世紀の作品。
水墨画っていいなー。
なんか見てると落ち着く。
そのうちまた書道習いたいな~って
思ってたんだけど、水墨画でもいいかも。
あれだな。私、きっと墨が好きなんだなw
このほかにもたーくさん水墨画が展示されていてステキでした。
で、いよいよ今回の目玉!!↓
曽我簫白の「雲竜図」
縦165・横135の8面からなる巨大雲竜図。
すごい迫力でしたー!
雲竜図っていうと、どーしても京都にある天竜寺のものを
思い浮かべてしまうけど、海外にこんな作品があったなんて。
この曽我簫白。
この雲竜図のように思い切りのいい絵を描いていたかと思えば、
とても繊細で細かい絵も書ける方で見ていて全く飽きなかった♪
と、もう一つ美術ネタ(?)を。
インカ帝国展
インカの謎がやってくる!!
ってことで行ってきました♪
いやー、インカ帝国展。とても楽しかった。
入ってすぐに、コレに心をわし掴みされた。↓
アリバロ
これは飲み物を注ぐ壺だそう。
もーすごくかわいいー!こういうの大好き。
うちにもほしいー!!(←ぇ
あとは画像がなかったので紹介できないんだけど
アルパカ柄のコカ袋とかも超ツボだったわー。
さー、そして最も驚いたのがコレ↓
チャチャポヤス地方で見つかったミイラたち!!
布に顔の刺繍がある「ミイラ包み」
会場ではこのミイラ包みをCT検査した時の動画が流れていました。
そして、とーっても保存状態のいい少女のミイラ。
その名も「まなざしのあるミイラ」
眼球までもが残っており、ミイラと目を合わせることができます。
ミイラなんて初めてみてビックリしたけど
とても興味深くて、貴重な体験ができたなぁって思う。
その他にも、車輪も鉄器もなく巨大な石造建築物を作った謎や
2500年も続いた帝国がなぜ滅びたのか。
などなどなど。
すごく楽しめたー!!
今まで行った中で一番楽しかった気がする♪
このインカ帝国展、6月24日までなので
興味のある方はぜひぜひ行ってみてほしーです。