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遺伝性出血性毛細血管拡張症
オスラー病
Hereditary Hemorrhagic Telangiectasia

久し振りにブログ更新です。


今日は、今までの検査を整理したいと思います。


私の検査は、母が肺にある動脈静脈シャントの閉塞治療を行うための入院に、付き添った日から始まりました。


その日は、母の付き添いだったので、医師に呼ばれても母の治療の説明と思っていたら...


「この病気は遺伝性ですので、直ぐに検査しましょう...」と言われ、訳がわからないまま検査をすることになりました。


①問診

②血液採取

③尿採取

④胸のレントゲン

⑤心電

⑥血管造影剤を用いた胸部のCT


やっと検査が終了し、その日の主目的である、母の治療につての説明を聞いて、気が付いたら既に19時近くでした。


結局、9:00~19:00の10時間昼食もとれず病院に、缶詰状態でした。


後日その結果で、オスラー病と診断(確診)され、頭部の検査をすることになりました。


頭部のMRI検査


肺と脳に、血管の異常は認められなかったが、新たな病気が見つかりました。


「髄膜腫の疑いがあるので、脳神経外科での診察が必要です」と言われ...

それと、「消化器系の血管の検査もするように」と言われ...


今後は下記の検査が決まっています。


⑧胃カメラ

⑨造影剤を用いた腹部のCT

⑩造影剤を用いた頭部のMRI


以上の検査が一か所で済めば楽なんですが、肺は呼吸器、脳は脳神経外科、腹部は消化器の専門の医師に診てもらわなければならず、個々に病院が違います。


取りあえず、今は三の科(三の病院)での定期検査は決まりです。

この先どれだけ増えるのか...


この病は、全身の血管のどこに発症するかわからないのですから、しかたがないとあきらめています。


それと、この病を総合的に治療する(できる)医療機関がなく、発症部位の科毎に治療を受けるしかないのですが、医療関係者の間でも十分に理解されておらず、発症部位の科に受診しても適確な治療が望めない場合があります。


現に、私は貧血で診察を受けている病院の医師に、貧血の原因はこの病であることを伝えたら、医師は病名すら知りませんでした。


これが、遺伝性出血性毛細血管拡張症(Hereditary Hemorrhagic Telangiectasia)、オスラー病、HHTの現状です。


今私は、この病の辛さより、この病の情報が得られないことにイライラしています。