...ハァ~
出るのは、ため息だけです。
ため息をつくと、天使が逃げ出す...と、何かで読んだ記憶があるな...
でも私には、天使も、女神も、神も、仏も...はじめから、ついていないか。
そうだ、一つだけ神がついていました。
疫病神という神がね...
60年近く必死に生きてきて、少しは自分へのご褒美と思っていたのですが...
ご褒美が病気とは、それも脳と全身の二つの病ですからね。
自分でも、つくづく運のない男と思っています。
今更わかった事ではないですが...
別に、病を患ってしまったことは仕方がないと、受け入れられるのですが...
自分の居場所が...
今までも、職場と家庭に自分の居場所がないと感じているのに、いっそう居場所がなくなるのが辛いです。
私がひがんでいるからでなく、明らかに職場の人間や家族は「厄介者」を見る目で、私を粗大ゴミ扱いします。
ふと頭に浮かびました。時折「病を苦にして...」というニュースを耳にしますが、今なら理解できます。
病そのものを悲観してでなく、本人や家族が社会の中に、自分達の居場所を見出せなくなるからだと思うようになりました。
そうなんです、今の社会は強者(健常者)のための社会なのです。
だいぶ気持ちが弱っていると、自分でも感じています...
少しでも元気を出さないと...
空元気でも...
病気とわかってから、酒の量が極端に増えました。
不安や辛いことを酒に逃れているのでしょうね。