前回の子宮頸がん、子宮体癌の検査から1週間…病院
ほとんど眠れずに、親友と上司1人以外誰にも話さずに毎日平気なふりして仕事をして迎えました。


ここからは先生の優しさと心配してくれてる気持ちがとても伝わる診察が続きました。
説明したり、話し合ったりする時間を順番を気にせずに話し合える様、毎回診察は一番最後にしてくれました。
どれだけ長くなってもとことん付き合ってくれました。
いつも優しい先生に本当に感謝ですおすましスワン



ハンドタオルを握りしめ、既に涙目の自分を間違いかもしれないと奮い立たせ、涙をこらえながら診察室へ。


「両方の検査の結果、子宮頸がんの疑いが高いです。予約ねじ込むから、すぐにCT撮ろう。
結果もすぐ出してもらえる様にするから、聞きに来れる?」


1週間後…。
「CTを見る限り、子宮を残してあげられるかギリギリな大きさでした。
ここからここまでが腫瘍でね、他の臓器にも広がってる可能性が大きくてね、MRIも撮りましょう。」


もう涙腺が崩壊。
嫌だ…先生、わたし子供欲しいです。
子供大好きです。


「僕も残してあげたい。
その為にこちら側皆で全力で方法を考えるから、最終結果が出るまで検査頑張れるかな?」


はい…。
号泣ショボーン
先生と看護師さんになだめられ、泣きながら帰宅。


次の日上司に報告。
男性の上司だし、何て報告したらいいのか分からずもやもや正直泣きながら説明した事以外あまり覚えていません。
ですが、命に関わる事だから、病院の予定を全て優先出来るように何でも協力するから仕事の事は考えなくていい、出来る事は何でもするからいつでも言ってと、とても親身になってくれました。
そして部をまとめる役員にも報告。
上司と同じ事を言ってくれました。


数日後検査結果を聞きに早退して病院へ病院
もうここからは聞きたくない説明しか先生の口からは出てきませんでした。
先生もつらそうな顔。。。


「ありすさん、一人で聞きに来たんだね…。」


はい…。
親にはまだ癌かも…しか言ってないし、検査中って。


「そうですか。。。
結果だけど、残念だけど難しいと思う。
1年前の画像には写ってなかったこれ、これが腫瘍です。
かなり大きい。
この半年以内で急に大きくなってきたから、進行癌だと思います。
ここまで急速に大きくなってきてると、子宮を残す事自体が難しいと思う。
最終的には教授の診察を経て進行度の判断をするんだけど、その前に明日予約入れたから、癌専用のPETを受けてください。」



次の日PETを受け、その日の夜に先生から電話が…。
「明日お父さんと一緒に病院来てください。
教授の約束も取ったから!
命に関わる事だから、絶対お父さんに予定空けて来てもらって!」



急いで父に連絡して状況説明。
朝8時に一緒に病院へ。
そう、父子家庭なんですショボーン
子供の頃から母はいません。
兄弟はいますが、父と一番仲良しなのはわたし。
年末年始、誕生日、イベント、毎月のご飯会など、皆の予定を合わせて企画するのも長女のわたし。
こんな突然先生からの呼び出しで、どんな気持ちで男一人婦人科の診察室前で一緒に待ってくれたのでしょう。



その日は先生は外来の予定が無い日なのに、朝からわたしの為に予定を組んでくれていました。
教授の診察を受け、一人で説明を聞く時も、度々泣きそうになりながらすがるように先生の方を向くわたし。
それを悲しい微笑みで、大丈夫だよと言ってる様に頷き返してくれる先生。



その後父を呼んでの説明。
わたしは壁に寄りかかりほぼ放心状態。
教授の診察で進行癌で腺癌のⅢb期と確定され、子宮の裏側のかなり珍しい場所に癌が出来ている事、骨盤内リンパ転移、水腎症も併発してる事、手術するとお腹の中のたくさんの臓器を取らなくてはいけないので出来ない事、もちろんこの先妊娠も諦めなくてはいけない事、早急に対応しないと命が危険な事、ここからは放射線と抗がん剤の治療がメインになる事…。
たくさんの説明がされていきます。
たくさんメモを取る父。
呆然と二人のやり取りを聞いているだけのわたし。


わたしの通ってる病院では子宮の温存手術もたくさんの症例があるが、それは初期でないと出来ない事、もし他の病院の先生の話も聞きたければセカンドオピニオンを受けてみてもいい事(ただ状況が状況なので、年末年始が絡んで先伸ばしになると今やろうとしている治療法が出来なくなってしまうかもしれない)などを話し合っていました。


そしてそこからは2人でわたしに治療を受けて欲しい事、子供を産まない人生もある事、親側の気持ち、目の前の命を大事にして欲しい事などを伝えられ、何も答えられないまま入院の日程を決めて手続きをし、父と涙目になりながらよく行くレストランで無理矢理お昼を食べ、そのまま入院のしおりに書いてある必要そうな物を揃える買い物に連れて行ってもらい、帰宅し泣きながら親友に電話しました。





やっぱりまだ心の中で整理がついていないのかな。。。
書いていて泣いてしまいました。












最後までお読み頂き、ありがとうございますあひるあひるあひる


リラックマランキングに参加していますリラックマ

にほんブログ村 病気ブログ 子宮頸がんへ




にほんブログ村 病気ブログへ