「アルカディア」をやっと観に行きました。

200年前(井上くんとか趣里ちゃん)と現代(バイロン研究者で堤真一さんと寺島しのぶさんが争う)が交錯するお話でして。

トム・ストッパードの戯曲は、イギリス人らしく意地悪い感じで、昔のレディ、神野三鈴さんの迫力がすごいです!現代の堤さんと寺島さんは肩の力が抜けた芝居が達者だな~と思う。

私は浦井健治君ファンなのですが、井上芳雄くんがコスチュームプレイが似合って、「芝居うまいな~」と改めてびっくり。
浦井君は、今の熱い人で「リアルにいたら、ちょっと退くわ~」ぐらいの理系(笑)。ご先祖さまと同じく亀が好き。

昔の早熟な天才少女の趣里ちゃんは、10代にしか見えない。怖いもの知らずの少女。

かなり難しいパズルみたいなお芝居で、謎が満載です(笑)。


舞台もすごかったのですが、客席でもうれしいことが!「浦井君を育ててくれた」「宝塚時代には柚希礼音さんにもレビューで見せ場をくれた」と永年の片思いだった演出家のOさんがいらしていたのです。
先日、浦井さんの取材の時にたまたまお近くにいらして、勝手に自己紹介したので、ごあいさつしました。

浦井さん、Oさん演出の「王家の紋章」がもう、楽しみでたまりません。