嗚呼、ニューボール | マタガタくんの日記

マタガタくんの日記

50の手習いで始めた競技ボウリング
既に60代となり、果たして上達するか?
私的な挑戦日記です。
本人はまだまだ伸び代有りと信じています(笑

 せっかく買ったニューボールだが、どうにも使いこなせない。
これまで自分の引き出しから転がすネタをいくつか使ってみたが、ことごとくうまく行かなかった。
初めて投げてから一週間後のリーグ戦でも、⑤⑥のオバスプが出るし、⑦⑩が2回も出るし、⑦ピンが8回も残るなど、ニューボールとは思えない結果でした。おまけに152点と言う記録的なローゲームまで出してしまった。😰
つまり、私がこのボールを使いこなせていないということです。というのも、同じ支部のメンバーはこのポールで300も出すし、打ちまくっているのだ。
 
さて、翌週の月曜日の記録会でも安定して不出来でした。
外ミスしても全然戻って来ずに、私の嫌いなバケット系の残りピンがこれでもかっ!てくらい出まくった。😰
結果はいつもの通り、スペアは全然取れず。
それで、今度は強気で攻めると、厚目で残る。
まったく、3G投げて1度も200を超えないなんて、また以前の不調に戻ったみたいだ。
このボールを投げた後の軌道を見ていると、まるでボールがレーンにねっとりとへばり付きながら動いているように見える。
それくらい転がらない。
ということは、レーンとの摩擦もそれだけ大きいとも言えそうだ。
つまり、上手く転がせれば、ボールが生きてくることも期待できるかも。
しかし、問題はどうやって転がすかだ。
記録会が終わった後の練習会で、いろいろ投げて試してみた。
それまでも、バックスイングの時にはできるだけ身体の近くにボールを通していた。
しかし今度は試しに、ボールの通り道を広げて更に身体の中心くらいに無理やりボールを通して投げてみた。
かなり左右のバランスが崩れそうになったが、こうするとフォワードスイングでもボールが身体の近くを通った。
そして、身体の近くを通すことによって、ボールにより多くの力が伝わって、回転も少し良くなったようだ。
何度かそのような感覚で投げているうちに、ボールを外に出してしまっても戻ってくるようになってきた。
おお、これは使えるかもしれない。😇
 
そして同じ週の木曜日のリーグ戦。
10回戦の最終日となった。ここまで私は30人ほどの参加者の中でポイントが2位でした。
しかし過去2週はこのボールを投げて連続でマイナスで、3位以下にじりじりと追いつかれ始めていた。
月曜日のやや無理に身体の中心にボールを通すやり方が、特効薬になれば2位をキープできるかもしない。
ということで、リーグ戦前に自腹で3G練習した。(1Gは会員特典で無料)
投げ方を変えたばかりなので、かなりバランスが悪い。ボールも左右に結構ぶれる。
特にスペアがとりにくい。おまけに飛ぶかと言えば、全然飛ばない。試しに他のボールを試してみたが、更に飛ばない。😅
まあ、勝敗は気にせずに、このやり方を試してみようと思った。
レーン抽選は、真ん中の9,10番レーン。練習したレーンとは離れていた。
練習ボールを投げてみると、前のレーンよりもボールの動きが良さそうだ。
しかしバランスを崩すので、力をできるだけ抜いて楽に投げるように心がけた。
 
1G目。いきなり内側に引っ張って、並行ピン。ホイッスル病で力んだ結果だ。
対戦相手は、隣のボックスのHC28の人。好調時なら美味しい相手だが、今ではHC28が重い。
2フレからターキーで気をよくしたが、5フレで⑦ピンを狙ってガターする。スイングがぶれたようだ。投げ方を変えた影響が出ているかもしれない。
6フレは⑦ピンタップを無意識に避けたのか、ボールは中を通って、また割れて並行ピン。何をやってるんだ。力まないって最初に決めたのに全然守れていない。
7フレは慎重に投げたが、⑦ピンタップ。もう、嫌な予感満載で投げたが、やはりボールは溝に落ちた。不安感がミスを呼ぶいつものパターンだ。このままだと、残りノーミスでも160か170くらいしか行かない。更にミスれば150が待っている。しかし、もしもオールウェイすれば、待てよ、まだ200の目があるじゃないか。
8フレで気を取り直して、力まずに投げるとストライク。そこから薄目の怪しげなやつも含めて、5連発のオールウェイでなんとか200アップできた。ホッとするも、対戦相手に打たれてしまい、このゲームは負け。また、プロの点数とは同点のため、勝利ポイントは付かず。
 
2G目。出だしからなんと4連発スタートだ。ポケット薄め交じりの幸運にも恵まれた。
しかし5フレで⑦が残った。これは落ち着いて投げて、スペア。ホッとする。
6フレをストライクとして、7フレはダブルを期待する。投げたボールはジャストポケット。来た!と思ったら....
ボールが⑨ピンをかすめて通過し、ピンは左右に揺れながら残った。ああ、もったいない。
しかしもう、いじけなかった。8フレから気を取り直して投げるとピンアクションが良く、面白いように倒れてくれて、そのまま最後まで行ってしまった。4連発に5連発で259点と言う、ちょっと信じられない好スコアとなった。もちろん対戦は勝利で、プロは256点でこれにも辛勝。
これまで飛ばなかったのが噓のようだった。しかし、多くのストライクがピンアクションに助けられたので、いつこれがストップするかわからない。力まずにこれまでと同じように投げることとした。
3G目。なんと出だしから今度は5連発。本当に自分でもびっくりだ。
6フレ。構えた時にどういうわけか、違和感を感じた。何か警告のような感じだ。しかし、立ち位置も構えも特に今までと変わりがないようだ。
なので、そのまま投げることにした。異変はアプローチで起こった。身体がいつもの動きでない。具体的にどうなったのかわからない。そして、リリースで力が入ってしまった。ボールは内側に出て、そのままど真ん中。ビッグ5だ。端の3本を狙ったつもりだが、自然と④の薄目を狙ったようだ。ボールは⑦を直撃。5本残ったのに1本しか倒せないという、非効率を絵にかいたような結果となってしまった。
やっぱり、構えた時に違和感を感じた時には、一度、アプローチから降りることが大切かもしれない。こういうことは、1試合中、無いことの方が多いし、あってもせいぜい3回くらいまでなので、アプローチから降りても周囲への迷惑は大きくないと思う。
さて、7フレから気を取り直して4連発として、10フレ3投目で⑦をクリアして、246点。まさか700を超えるとは思いませんでした。
今回試した投げ方は、他のボールや他のレンコンにも通用するかわからないし、もしかすると今回だけのまぐれかもしれない。
いずれにしても、次回からは45ftから43ftとなるので、このボールを投げるかどうかもわかりません。
しかし、もしこのボールのおかげで打てるようになったとしたら、これはボウリング版の「大リーグ養成ギブス」の様です。
はてさて、この先どうなることやら?