以前、Facebookに投稿した記事の再掲。

バシャールの話す英語を日本語に訳していると、いろ~~~んな気づきがあるのですが、書き留めておかないと、それらの気づきは、すぐに忘却されていきます(笑)
というわけで、今回は、ひとつ、書き留めておきます。

バシャールのしゃべる英語は、論理的にかなり明確な英語をしゃべることが多いのですが、しかし、時々、(おそらく「抽象度が高すぎて」)なに言ってんだかよくわからなくなる(笑)ことがあります。
おそらく、第三密度の言葉に「おとす」ことが、いまひとつ上手くいっていないことがあるんだと思います(とは言え、たいていの場合、高次元の現象を、第三密度の言葉によって言語化する能力において、バシャールは、ホンマに驚異的に、天才的です(^O^))
(「意識の9つのレベル」の体系的な説明をきいて、ホンマにそれを実感しました。)

あと、
英語は、日本語と比べて、主語をはっきりとさせる言語でありますが、バシャールの英語は、(論理的に明確な感じである英語表現であることが多いのにもかかわらず)時々、主語が(ある意味)「あいまい」になります。
「だれが、『行為の主体』であるのか」がよくわからんくなることがあります。

それは、ひとつは、バシャールが、"allow"という表現をめちゃくちゃ多用するから、ということがあります。

"allow + 目的語 + to do" という表現は、
「だれかになにかをすることを許可する」
「だれかがなにかをしようとするのを、許容する」
「ある現象が起ころうとしているのを、起こるままにさせる」
というような意味になりますが、
要は、
「宇宙が生成発展するままに、しておく」
「宇宙が、生成発展する、その流れを活かす、その流れに乗る」
というような(ホログラフィックな)ニュアンスが、
バシャールの使う、allowという表現には含まれているように思います。

「私」=「貴方」というリアリティや、
「私」=「宇宙」というリアリティの事柄を、
第三密度の言葉で(ある程度、明確な言語表現で)言い表そうとする場合に、
allowという表現は、(少なくともバシャールにとっては)使いやすい表現なのだろうな、と思います。

バシャール的な表現では、
"Please do it.”
「それをしてください。」
というような直接的な表現よりも、
"Please allow yourself to do it."
「それをすることを貴方自身に許可してください。」
とうような、表現になることが多いです。

あるセッションで、
質問者が、「私の助けになってくれてありがとうございます」とお礼を述べた際に、
バシャールは、
「私たちが、貴方の手助けになっているわけではありません、貴方自身が貴方の手助けになっているのですよ」という趣旨のことを述べたあと、次のように言いました。

"Thank you for allowing yourself to allow us to help you."
直訳すると、
「私達が貴方の手助けになるための許可を貴方自身に許可してくれて、ありがとうございます。」
となります。(わかります??(笑))
(複数の意味で)とってもバシャールっぽい表現です(笑)