リラックスしてください。
深く、やさしく、スムーズに、深呼吸してください。

これから、私たちは、貴方達を、瞑想へといざないます)。
「砕けた鏡のかけら達」という観点が、より結晶化されるように。

これから、私たちが貴方達にお伝えする、イメージを、思い浮かべてください。

私たちは、貴方たちを、瞑想体験へといざないます。
その体験は、ウィラが、クリプティックになるために体験したことと、似ています。
この体験は、ディヴィノラムと呼ばれています。

では、リラックスしてください。
力を抜いて、深く呼吸をしてください。

あらゆる気がかりなこと、心配なことを、手放してください。

貴方は、今、ここにいます。
貴方は、ほかのどこにもいません。ただ、今、ここに、います。
呼吸を続けてください。

あたりは、日が落ち、夕闇が訪れるタイミングです。
陽の光が溶けて消え、夜が訪れ始めます。
どうぞその夜を抱きしめてください。

イメージを浮かべてください。

貴方は、地面の上に立っています。その地面は青い光を発していて、その光が、無限に四方八方に広がっています。
この地面は、無限に広がり、無限の地平線になっています。地面が無限に広がった先に無限の、青い光の線、地平線がみえます。
その青い光の地平線は、はるか、はるか、彼方にあります。

貴方のいる、この空間は、深く濃い、青色をしています。それは、夕闇の色でもあります。

貴方は、ここに、この無限の地面の上に、立っています。
貴方が目にすることのできる、あらゆる方向に、地面は、無限に広がっています。
この地面の上で、360度まわりを見渡してみます。
みわたすかぎり、同じような地面が広がり、同じような地平線が続いています。

イメージを浮かべてみてください。
はるかはるか彼方にみえるその地平線上に、小さな、小さな、きらめく光があるのを。
そして、そのきらめく光は、ゆっくりと、ゆっくりと、その大きさが大きく、大きく、大きくなっていっていっています。
少しずつ、貴方のほうへ向かって、近く、より近く、より近くへと、近づいてきているようです。しかし、それでもまだずっとずっと遠くにあります。

その光は、小さな、きらめきであり、ちらちらと(ほのかに、かすかに)光る光です。
その実態がなんであるのか貴方にはまだわかりません。
やがて、このきらめく光、ちらちらと遠くに光る光は、回転していることがわかります。それは、回転する、クリスタルの丸い球(玉)であることがわかります。この無限の地面を、あなたのほうへと、転がってきているのです。
はるか彼方から、貴方のほうへと、転がって向かってきているのです。
ずっとずっとずっとはるか彼方に、遠くにありますが、貴方には、その、クリスタルの球が、回転しているのがみえます。

遠近感や、大きさの感覚はよくわかりません。
その丸い球が、実際に、どれぐらい遠くにあるのか、よくわかりません。
どれぐらいの大きさなのか、よくわかりません。
ただ、貴方にわかることは、このクリスタルの丸い球が、あなたのほうへと、転がって向かってきていて、少しずつ、大きく、大きく、大きく、なっていっているということです。

そして、貴方は、その球が、バスケットボールぐらいの大きさになっていることに気づきます。
さらに、大きく、大きく、大きくなっていっています。
どんどん大きくなり、その球は、ひとつの家ぐらいの大きさになっています。
さらに大きく、大きくなっていますが、しかし、その球は、まだまだずっとずっと遠くにあるのです。
そして、このクリスタルの球は、さらに貴方のほうへと向かってきています。次第に近く近く、そして、どんどんどんどん大きく大きく大きくなってきています。
その球が、ゴロゴロと低くうなりを立てているのが、聞こえてきます。無限に続く、この、光の地面を転がっている音です。この球は、決して動きを止めることはなく、貴方のもとへとやってくることは、必至です。間違いなく貴方のもとへとやってくるでしょう。
さらにその大きさを増しています。どんどん大きく、大きく、大きく、なっていっています。今や、その直径は、貴方の背丈をはるかに超えています。貴方が目にしたことのある、どんな建物よりも大きく、どんな山よりも大きく、しかし、いまだに、ずっと遠くに、遠くに、その球は、あるのです。ごろごろと、ごろごろと、その音が、どんどんどんどん大きくなっています。雷のような音が鳴っています。この無限の地面をあなたへ向かって転がってきています。

そして、貴方は気づきます。その球は大きくなり続けるのだということを。成長が止まることはないのだと。
大きくなり続け、回転する音が、さらに大きくなり続け、その球は、ついに、月ぐらいの大きさになります。貴方は、もうそこから走って逃げることもできないのだ、ということに気づきます。なので、貴方は、その地面にしっかりと足をつけて立ちます。そして、その球を見据えます。
あなたの頭上にせまってきた、月ほどに大きい、そのクリスタルの球の表面に、貴方は、自分の姿が映っているのを、自分の姿が反射されているのを、目にします。
そして、回転する、その球は、そのまま、貴方の上に乗っかってきます(のしかかってきます)。

そして貴方は、自分が、その球の中に、その球の内側に、いることに気づきます。

その球の回転とともに、その球の中で、貴方は回転しています。
球の内部は、クリスタルが溶けてできた液体で満たされており、貴方はその濃い液体の中に浸っています、そして、漂っています、
貴方は、そのクリスタルの外側の壁を通り抜けたのです。
そして、貴方は、漂いながら、その球の中心部へと向かっていきます、

その中は、濃い、クリスタルの液体で、きらきらと輝く液体で、満たされています。
貴方は自由に動くことできます。漂いながら、その球の中心部へと向かっていきます、
その液体は、貴方のからだのまわり全体を取り囲んでいます、

あなたはぐるぐると回りながら、次第に、その中心へと近づいていきます、
そして、ついに、その中心部へと、そのハートの部分へと、たどりつきます。
ごろごろとまわるそのヴァイブレーションが、その回転数が、その音程が変わります。
その回転数が、その音程が、どんどん高く高く高く、どんどん大きく大きく大きくなっていきます。そして、極めて高い振動数のヴァイブレーションへと達します。そのヴァイブレーションが、その振動があなたを包み込んでいます。
その液体は振動し、その液体の中に、波の形やパターンが生じ、その波の形やパターンは、液体の中、全体に、伝わっていっています、伝導していっています。そして、その波やパターンは(液体の中を漂う)貴方の中にも伝わってきて、伝導し、入り込んできます。
そのヴァイブレーションが頂点に達します。極めて高い周波数に達し、この、巨大な球の内部にある液体が、すべて、一挙に、かたまります!! 液体から、固体へと一挙にかたまります!! そして、液体の中にいた貴方も、その中で一緒に固まります。

さらに、回転数は、その音の高さは、上がり続けます。上がり続け、高まり続け、高まり続け、高まり続け、やがて、この固まった液体が、一挙に、砕け散ります!!!ばらばらに砕けます!!
無数の破片へと、無数のかけらへと、無数の部分へと、砕け散ります。あなたのまわり一面に、あたり一面に、四方八方に。
それらの破片は、あなたから、貴方のハートのところから(砕け散って)あちこちへと広がっていきます、
無限に、あらゆる方向へと向かって。大小の、さまざま大きさの破片たちが、あなたのまわり中に、広がっています。
ひとつのかけらは、さらに小さなかけらへと、さらに小さなかけらへと、砕けていき、そして、ひとつのひとつのかけらが、ひとつひとつの輝きを放っています、それぞれが独自の、美しい輝きを放っています。
きらめいています、輝いています、何百万もの、何十億もの、輝きとなり、きらきらきらきらときらめいています。
それらのかけらの中をただよう貴方に、あるイメージ(たち)が浮かんできます。
あなたの過去、あなたの現在、あなたの未来のイメージが浮かんできます、そして貴方の並行生、同時に存在している貴方の、あらゆる人生の姿、あらゆるインカネーション(転生)の姿が、浮かんできます。
たくさんの、あなたの人生が浮かんできます。これまで体験した貴方の人生、貴方が今、体験している貴方の人生、これから体験する貴方の人生、が浮かんできます。
あらゆる人生、あらゆるインカネーションたちが、そこかしこで、あちらこちらで、輝きを放っているのを、きらめいているのを、貴方は目にします。
そして貴方は、それらのかけらたちをつなぎ合わせます、これらすべてが、貴方自身の反映です、これらすべてが貴方自身を映しだしているものなのです、
さまざまな方向から(さまざまな観点から)貴方を映しだしたものなのです、
すべてが、「大いなるすべて」のさまざまな観点なのです


かけらたちが、貴方のまわりをぐるぐるとまわっています。そして、あなたもそれらのかけらたちの中を、ぐるぐるとまわっています。貴方は、非物質的なスピリットです。貴方のからだの中を、かけらたちが通り抜けます、かけらが、貴方の中を通り抜けるたびごとに、貴方は、そのかけらの中にある体験を、そのかけらの中にある情報を、受け取り、吸収します。ぐるぐるとまわるかけらたちは、ひとつひとつの人生を、ひとりひとりの一生を、貴方に見せてくれます。それらは、きらきらと輝いています。
貴方は、かけらたちのすべての情報を集めます、収集します、そして、それらはすべて合わさりひとつになります、
それらのかけらたちは、あなたの知る必要のあることを、必要なときに、完璧なタイミングで、貴方に知らせてくれます、貴方に、もたらしてくれます。
あなたに智慧、叡智という光をもたらしてくれます。
あなたは、必要をするものをすべて自分にもとに、集めることができます。

それらのかけらはすべて、貴方自身です。
あなたのまわりに、それらのかけらたちが、どこまでもどこまでも、無限に並んでいます、無限の隊列を(配列を)織りなし、無限のイメージ、無限の経験、無限の観点、無限の気づき、無限の知識、無限の愛、無限の光が、どこまでも、どこまでも、続いています。

貴方は、クリスタルのように輝く、自らのその表面に、あらゆる体験を、映し出していきます、自らが体験し得る、あらゆる事柄を、無限に、永遠に、映し出し続けます。
ad infinitum (アド インフィナイトゥム)
そこには、あらゆる観点が含まれています。

これらのかけらたちの中を、自由に、ゆっくりと、漂ってください。
かけらたちが、うっすらと薄くなっていき、あなたのまわりから、姿を消していきます。
そして丸い球も、あなたのまわりから、ゆっくりと姿を消していきます。

唯一、残るのは、貴方自身です、貴方は、夕闇の空間の中を、漂い、そして、
やわからに、静かに、ゆっくりと、スムーズに、
貴方は、再び、青い光の地面の上に立っている自分に気づきます。
無限に続く、青い光の地面の上に立っています。無限の、青い地平線へと続く、地面の上に、立っています。
そして、貴方は、感じることができます。かけらたちが持っていたすべての情報が、すべての体験が、貴方の内にあることを。
貴方は、それらの体験、それらの情報の、広がり(広さ)(奥行き)(深さ)(大きさ)を、貴方の内に、貴方の中に、感じることができます。
その感じを、その感覚を、吸い込んで、貴方自身のものとしてください。
貴方の内に、結晶化させてください。

貴方は、いつでも、かけらたちを呼び出すことができます。
あなたの必要とする、どんな情報をも、どんな体験をも、完璧なタイミングで、知ることができます。
貴方自身が、より本来の貴方自身になるために。

かけらたちは、貴方が本来の貴方自身になるのを助けてくれます。
完璧であり、美しい、本来の貴方に。
決して破壊されることのない、永遠に、無限に続く、本来の貴方に。

ゆっくりと呼吸をしてください。やさしく、ゆっくりと。

無限の地面が、溶けてなくなっていきます。
夕闇の空間が消えてなくなってきます。

ゆっくりと呼吸をしてください。

貴方は、やわらかく、やわらかく、ただよっています、自由に、無限に、やさしく、静かに、漂っています。
静かに。そこで、ささやきが、聞こえます、知る必要のあることをすべて、ささやいてくれる、ささやきが聞こえてきます。ささやき声が、静かに、しかし、くっきりと、はっきりと、澄み渡った空気に響くベルの音のように、はっきりと聞こえてきます。
貴方はあらためて気づきます、知る必要のあることはすべて、今ここにあるのだと。まさしく今ここに、あなたとともにあるのだと。
貴方は、本来の貴方自身の、ヴァイブレーションになります、
大いなるすべてと調和しながら、大いなるすべてとシンクロしながら・同期しながら、大いなるすべての愛と光とともに、貴方は振動しています。
その振動を、そのヴァイブレーションを、(呼吸とともに)吸い込んでください。吸い込んでください。
そして、(呼吸とともに)吐き出してください。
貴方は、毎瞬、毎瞬、新しい瞬間をつくり出しています。

新しい貴方を感じながら、リラックスしてください。
貴方は、砕けた鏡の、ひとつのかけらです。
貴方は、いつも、必要なものをすべて、映し出しています。
必要なものはすべて、貴方によって、映し出されています,

貴方は、満ち足りています。
その満ち足りた感覚を感じていてください。

しばらく、自由に、ただよっていてください。

物語は、貴方の内で、続いていきます。
そして、その物語は、(大きなスクリーンの上へと)映し出されていきます。
貴方の内にある物語は、貴方自身の物語であり、同時に、「大いなるすべて」の物語です。
物語は、展開し続けます。いつまでも、いつまでも、どこまでも。

みなさんすべてに、無条件の愛を贈ります。

では意識をゆっくりとこの部屋に戻してください。