リクエストがあったので(^^)
9月9日にセドナで行なわれたバシャールの公開セッション「7つのニュートラルなニーズ」(”The Seven Neutral Needs”)の内容をブログ記事にします。
最初のバシャールのモノローグの部分を、平田なりに説明してみます。
平田の言葉に言いなおして説明している部分と、バシャールのしゃべった内容を(ほぼ)そのまま和訳している部分とがあります。
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英語のネイティブスピーカーの多くは、おそらく、
"I want something."
"I need something."
という二つの表現に、それほどの違いは見出さないだろうと思います。
"want~" は「~が欲しい」と和訳されますね。
"need~" は「~を必要とする」と和訳されますね。
バシャールは、
need と want を明確に使い分けます。
「何かを欲しい、欲しい」と強く思っていると、貴方の「欲しいもの」は永遠にやって来ません。
なぜなら、なにかを欲しいと強く思っている貴方は、欲しいものが、無い(欠けている)ことを前提にしたリアリティにいるからです。
欲しいものが無い(欠けている)エネルギー状態に、いるからです。
それが、wantの状態です。
そうではなく、もし貴方が「欲しいものがすでにある」エネルギー状態にあるならば、
「欲しいものがある」リアリティを体験することになります。
もし貴方が、「自分が必要とするものは、完璧なタイミングでやって来る」ことを知っていて(kennしていて)、その流れに自らをゆだねることができているならば、それはneedの状態です。
※バシャールが、モノローグの前半で述べていたことを、平田なりにパラフレーズすると、以上のような感じになります。
※wantとneedの違いを述べたあと、7つのニュートラルなニーズについての説明に入ります。
人生を生きる中で、貴方にとって(本当に)必要なものがなんであるのか、時に、貴方はわからなくなることがあるかもしれません。
そのようなとき、以下に述べる「7つのニュートラルなニーズ」に立ち還ると(思い起こすと)、貴方の(wantではなく)needがはっきりとしてくるかもしれません(貴方にとって本当に必要なものがなんであるかが整理されて見えてくるかもしれません)。
以下に述べるものは、貴方達が(物理的リアリティを)生きていくために必要な、基本的なニーズです。
物理的世界で、物理的存在として、物理的体験をし続けるために、なくてはならないニーズです。
これらは、貴方達のビリーフによって色付けされる必要のない(貴方達のビリーフによる色付けとは独立に存在し得る)「ニュートラルな」ニーズであると言えます。
どれかひとつでも欠けていると、貴方は死にます。
すぐに死ぬか、ゆっくり死に至るかの違いはあっても、どれかひとつでも欠けていると、貴方は死にます。
(※バシャールは(バシャールの語りに慣れていない人だとショッキングに感じるかも知れない) "you will die" 「貴方は死にます」という表現を、バンバン使っていきます(笑))
死ぬというのは、必ずしも、物理的な死を意味してはいません。
→エネルギー
→スピリット
→「生きようと思えること」
→「生きる力があると感じられていること」
→「存在していてもいいと思えること」
などのことも指しています。
ネガティブなビリーフが強いと
→エネルギー
→スピリット
→「生きようと思えること」
→「生きる力があると感じられていること」
→「存在していてもいいと思えること」
などが衰弱していき、死んでしまったようになります。
活き活きとした人生を生きることができなくなり、死んだも同然の人生を送ることになります。
では、
7つのニュートラルなニーズをひとつひとつみていきましょう。
無かったらすぐに死んでしまう順番に(死に至る速度が速い順番に)(笑)述べていきます。
まず、貴方達は空気を必要とします。
空気がなければ、貴方達はすぐに死にます。数分で死にます。
次に、貴方達は水を必要とします。
水がなければ、貴方達は、一週間ぐらいで死にます。
次にくるものは何でしょうか?
多くの人達が食べ物だと思うでしょう。
しかし次にくるものは食べ物ではありません。
次に、貴方達が必要とするものは睡眠です。貴方達は夢をみる必要があります。
貴方達はスピリットとつながる(再接続する)必要があります。
睡眠はそのためにあるのです、夢をみるのはそのためです。
貴方達は、物理的なバッテリー(電池)を再充電する必要があります。
睡眠をとらなければ、貴方達は11日間しかもたないでしょう。
そして貴方は死にます。思っていたよりももっと永い眠りにつくことになります(笑)
次が食べ物です。
ただし、例外があります。ブレサリアンのように、長年月、食べ物なしでも大丈夫な人々がいます。が、そのような例外的なケースではなく、地球の一般的な人々について、私たちは述べています。
食べ物がなれけば、だいたい2-3週間で貴方達は死に始めるでしょう。
さて、次はなんでしょうか?
これまで述べた四つは、速さの速いものです。
これから述べる事柄は、数か月から数年かかるものになります。
次にくるのは、
貴方達はなんらかの「シェルター」を必要とします。
※さて、平田の登場です。
「シェルター」とカタカナで書きましたが、英語の shelter は次のような意味になります。
1.住む場所 (人間の基本的ニーズの一つであると考えられているもの)
2.雨風、強い日差し、危険、攻撃から守られていること。
※なので、バシャールは「シェルター」とは必ずしも建物である必要はないと言います。
天候が一年中穏やかな南国の島に住んでいる人は、(島という)「自然環境」そのものがシェルターになり得ます。
次です。
貴方達は、なんらかの形の「つながり connection」「関係性 relationship」を必要とします。
もちろん一人で長い間生活している人達もいることも(私たちは)わかっています、一人でいるようにみえる人達もいることはわかっています、しかし、だからといって、一人でいるようにみえても、そのような人たちが、だれかと(なにかと)つながりを持っていないかというと、必ずしもそうではありません。つながる相手は人間とは限らないのです。つながる相手は、動物でも、木でも、スピリットでも、岩でも、神でもよいわけです。相手がなんであれ、それは、「つながっている」「関係性を持っている」ということです。
貴方達は、なんらかの、
生命(life)とつながっているという感覚、
自然(nature)とつながっているという感覚、
存在(existence)とつながっているという感覚、
スピリットとつながっているという感覚、
貴方の本質(essence)や貴方という存在(being)とつながっているという感覚、
を持っています。
これらのどれもが、「大いなるすべて」と関係性を持っているということの表れ(表現形)です。
つながり、関係性がなければ、年単位かもしれませんが、貴方達はゆっくりと死にます。
このことは、先ほど述べた睡眠の話につながってきますね。
睡眠とは、そのようなつながりを持つためのものだからです。
最後のニーズは、「創造的な表現 creative expression」と名付けられるようなものです。
貴方が自らに真の貴方自身であることを許可するとき、
そのことが(貴方が真の貴方自身であることが)、表現される必要性が生じます。
(中略)
貴方は、なんらかの形の、個人的な(貴方個人の)、創造的な、表現を必要とします。
それは貴方だけに固有の(独自の)ものになります。
それによって、貴方は、
貴方が生きていると知ることになります、
貴方が生きていると叫ぶことになります、
貴方が輝くことが可能になります、
貴方のスピリットが、感じられ、知られ、認識され、認められ、理解されることを可能にします。
繰り返しますが、後半のニーズのいくつかについては、
例えば、創造的に貴方自身を表現することをしないならば、
エキサイティングなことを行動に移して「これが真の私自身です!」と宣言することをしないならば、
何年か後に貴方は死にます。
ときに、そのようなことを実行できない時期もあるかもしませんね。
そのような時期があることはかまいません。
(でも、ずっと実行できずにいると、貴方は死んでしまいます。)
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