今回紹介するのは インフェクション
及川徹による漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2016年から連載、その後同年中に『マガジンポケット』(ウィブコミック)にて連載中。
単行本は、現在5巻まで刊行中。
ゾンビ系漫画。グロテスクな描写と色気のあるセクシー描写が特徴。
ストーリー
高校2年生の主人公(天宮晴輝)は、幼馴染に告白するように同級生にしむけられ、幼馴染と共に、体育倉庫に閉じ込められた。はずだったが、そこにいたのは、幼馴染ではなく1つ下の後輩(磯波きらら)だった。
そのまま1日が経過した後、自力で倉庫から脱出した時、世界は一変し、保菌者たちのうろつく学校となっていた。
絵について
同人活動も行っている作者だけあって、セクシー路線の描写は少年漫画の域を超えてしまっていると思われる。
人物画や背景なども手間のかけられた絵が多く、綺麗な絵が多い。
文字について
ゾンビ増殖系のパニック漫画なので、衝撃的な絵などに多くのページを割いているので、文字数もそんなに多くないし、たまに、化学系の解説を挟む程度で文章量はそんなに多くはない。
個人的には、
ストーリー :★★★☆☆
絵 :★★★★★
読みやすさ :★★★☆☆
ハマリ度 :★★★☆☆
エログロさ :★★★★★
総合 :★★★☆☆
こんな感じかな。
パニック漫画は、ストーリー性よりも衝撃的な絵の方が重要だと思うので、今回の作者は絵も上手いし、合っていると思うが、「H.O.T.D.」や「アイアムアヒーロー」などすでに存在している漫画の、嚙まれると感染する設定やセクシー路線を前面に出してる点など、被っている部分が多いので、今後のオリジナルに期待する。