2024年5月23日

 

【ハンサム栗の日常】

今日は忙しくてお休みでーす。

 

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さて、いよいよ明日退院です。

 

というのに、なんと昼番の看護師に「明日の早朝から床の張替え工事をするので4人全員、別の病室に移動しますね」と言われ「えーっ!明日退院なのにーっ!嫌だーっ!」と応えてみましたが、通用するわけもなく。

 

その代わり、窓際の広い部屋があてがわれました(他の3人は別の部屋の通路側)。いかん、カスハラになってしまった。

 

移動前の4人部屋は20代(交通事故で全身打撲。救急搬送)、50代(糖尿病予備軍で血糖値コントロールと栄養管理)、60代(同じく糖尿病予備軍)で、礼儀正しい方ばかりだったのですが。

 

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60代の方はすぐ退院。その代わりに別のフロアから85歳の婆さまが移動してきました。着くなり「窓際じゃないの?!」と看護師に文句を言っています。

 

肺疾患・脳腫瘍(今回、放射線治療)・糖尿病・視力低下(糖尿病が進むと失明する)など、満身創痍だけど単独歩行はできる。妹はいるけど、夫も子供もおらず一人暮らし。

 

来た直後から、数分おきに大きなため息を付いては大きな声で「はぁ、淋しい!」「はぁ、キツい!」「はぁ、イヤだ!」とずーっとつぶやいています。

 

頭はしっかりしている。看護師にはあれこれ聞きまくり「薬を持ってくるのが遅い」「眠れないからもっと睡眠薬を出せ」と自己主張の嵐。

 

ところが主治医(子豚医師)には弱々しい声で「私は何もわからないから、先生の言う事になんでも従います…」としおらしい。

 

そして看護師に「カーテンが閉まっていると圧迫されるから、昼も夜中も開けといて!他の方に迷惑だろうけど!」。

 

そして、私が婆さまのベッドの前を通る度にじーっとこちらを見るのです。

 

めっちゃ迷惑なんですけどーっ!

 

母に電話するためデイルームに行く時、婆さまが洗面台の前に立っていたので、とりあえず「こんにちは」と挨拶はしました。

 

ベンチで電話していると、隣にペタンと座る人が。

 

電話が終わると「奥さん、私は同じ部屋の者ですが」と話しかけて来たので、顔を見ると婆さまでした。

 

婆さま「あなた、面白そうな人だからお話がしたくて」

 

私がベッドで看護師や医師、リハトレさんと話してるのをずーっと聞いていたようです。

 

ここから恐怖体験が始まるのでした。

 

間もなく消灯時間なので、つづくっ