東京外国語大学オープンアカデミー言語と脳、心、癒しをテーマの講座全6回を無事皆勤出来ました。
職場の越谷から約一時間半週一の木曜日夜の通学はとても楽しかったです!
仕事場でドクターの都合で木曜の渡航外来がクローズ中即ち午後が早く帰りやすいのもひとつのきっかけ、その渡航外来をやってる教授が、外語大の講師もやっていて留学の学生がワクチン接種にやって来るので、外語大にも興味があったのです。







桜が残る4月からの前半はSTであり失語症研究の専門化で脳卒中当事者の関啓子先生の失語症や半側空間無視の後遺症について。
新緑の五月からの後半は英国リーズ大学でチャプレンを長年されていた半田先生のスピリチュアルケア、傾聴、緩和医療からみとりまでターミナルケアから、家族へのグリースケアまでとても深い内容でした。
今、脳卒中当事者として後遺症を持つものとしての学びと、かつて、大病棟でガンの治療と緩和ケアにターミナルまで係わって患者さんと共に闘っていた頃を思い出しました。
スタッフの心のケアも必要だと。
それは本当に大切な事だと思います。だんだん辛くなって業務的対応になりがちですから。
そして老いた身内をいずれ送るときの覚悟も決めないとですね。父親は介護して、医療方針も自分で決めて見送りました。
私自身が医療者だから、目線がそっちよりで他の家族に冷たいと言われます。
先ずは本人の望むように、片手ではたいした介護できないけれど気持ちは寄り添ってあげたいですから。
とりあえず今のとこは介護の愚痴を聴きましょうかね🤣90の姉が80の認知症を介護しているので、、、
どんどん進むので、こればかりは仕方ないですね。二人で元気で居てくれるから私も自由に動けます。そう、片麻痺でも私は今とても自由です。健常時は仕事と介護に縛られていたので。
たぶん今が一番かも?

最終講義の日参加していた受講生のかたがてんかん発作を起こして救急者で運ばれるハプニングがあったのですが回りのかたが落ち着いていて対応も良かったです。

聞けば夕食後の薬を忘れていたとか、よくあることだとの話でしたが、てんかん発作はよく起こしてちゃいけないわけで、やはり薬のコントロールと脳波の検査等きちんとしておいた方が良いのですよ。

急変患者を見る事にはとても慣れているので慌てはしないのですが、やはり片手では余り役にはたてないのだよなー。