習氏が香港で宿泊しなかったのは感染対策ではないと、僕が考える理由 | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

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実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 今回の参院選公示日の一週間ほど前から、休みの日も休まず、諸々、とある立候補予定者の選挙準備に関することなどをし、公示後は、生活の糧を得るための日々の仕事の退勤後の時間も、選挙運動に関することに割き、投開票日を迎えました。投開票日以降の日々の仕事では、例の流行り病の影響で、稼働できる職員の数が、一時的に減り、てんやわんや。

 

 6年前に自分が出馬した選挙以外の、いくつかの選挙で、僕は、選挙ボランティアという形で、選挙に関わってきましたが、今回の参院選は、過去に自分が関わった選挙の中で、自分が出馬した選挙に次いで、二番目に、力を注ぎ込んだ選挙でした。頼まれた訳でもなく、自発的にしたことですが、いやぁ、疲れました。

気付けば、前回の、「習近平氏の5年ぶりの香港訪問」に関する投稿をアップしてから、3週間近くの時間が過ぎてしまいましたので、前回の投稿のフォローアップのような文章を書こうか書くまいか、昨日から思いあぐねていたのですが、やっぱり、書いて参ります。

 

 習近平氏は、2日間の日程で香港を訪れるも、夜、香港で宿泊せず、広深港(広ー深港)高速鉄道で深圳市に戻り、本土(mainland)側で宿泊。翌朝、広深港高速鉄道で、再度、西九龍駅に移動。大手メディアはどこも、その理由を、「例の流行り病の、香港での『感染』状況を考慮」と、説明していました。

直近の2年半余り、活発に活動しているとされるウイルスは、夜行性なのでしょうか。昼間、香港に滞在するのは安全だけど、夜になると、「ウイルスが身体に侵入し、感染する」確率が高くなるのでしょうか。

 

 百歩譲って、そうだと仮定しましょう。元首とみなされている御仁が、夜間、ウイルス「感染」の危険に晒された、自国民である香港人を、救うことをせず、我が身可愛く、自分だけ、広深港高速鉄道で深圳市に移動、ですか。良い御身分ですね。

英国女王、エリザベス2世の、1975年の香港初訪問(女王は、1986年にも訪港されています)の際の、一般の香港人の様子と、今回の習近平氏の香港訪問の際の、一般の香港人の様子を、リンク先のYouTube動画で、見比べて下さい。

 

 前回の投稿で、「香港で宿泊すると、習氏を、暗殺の危険から守ることが難しい、ということなのか」と書かせて頂きました。習氏が、香港で宿泊せず、深圳市に移動して、一夜を過ごされた理由は、「例の流行り病の、香港での『感染』状況を考慮」であるなどと、僕は、思いません。皆さんは、どのように思われますでしょうか。

 

 

神奈川県横須賀市にて

佐藤 政則