障害支援のヘルパーさんを使っているのですが、ヘルパーさんには3種類あります。
買い物支援、家事支援、同行支援です。
同行支援のヘルパーさんを初めて使い、恩師(高校の時の美術の先生)の個展に行ってきました。
やや遠方で片道1時間半程の道のりです。
同行支援というのは、外出をする時にヘルパーさんが付き添ってくれるサービスなのですが、ヘルパーさんの交通費などは負担します。
食事代はその会社によって違うのですが、この会社は1000円まで会社で負担してくれます。
11時出発だったのですが、現地に食べられる場所が全然なさそうだということで、途中でお昼を食べました。
「なんでも好きなものを食べてください」と言われて迷ったのですが、まさかのランチでスイーツです。
お昼は甘い物で済ませるという頭がなかったのですが、店頭のメニューに載っていた写真を見ていたら無性に食べたくなりました。
「お昼にこんなのアリですかね?」とヘルパーさんに聞くと、「いいと思いますよ」とのことでした。
塩キャラメルモンブランパンケーです。
同行してくれたヘルパーさんに、「ありすさんはそんなに食べるイメージがなかったです」と言われました。
会う人会う人、同じことを言います
味はまあまあかな…。あんまり甘くなくて、ちょっと苦かったです。
ヘルパーさんも同じようなパンケーキを食べていました。
もう1枚食えると思ったのですが、焼き上がりまで20分もかかります。
ヘルパーさんはこれでお腹いっぱいになったそうです。
食事が済んで残りの道中を行きました。
個展会場に入った途端、なんと、全く予期していなかった恩師の姿がありました
「○○先生!!」
と大声を出すと、先生は気づいたのですが「誰だろう?」という表情を浮かべていました。
「▽▽××です!」とフルネームを告げると、
「ああ、▽▽さんね。何十年ぶり?やり取りしているから、そんな気がしないね。
ハマ展に入選して良かったねぇ」と言っていました。
恩師とは電話や手紙、メールでのやり取りがあり、無駄に横浜市の展覧会のDMを送っていたのです。
「いや、ハマ展なんて誰でも入選しますよ。県の展覧会辺りからきついです…」
と言い、少しおしゃべりをすることが出来ました。
そして、先生の作品を見て周りました。
先生は以前はかなり派手な油彩作品を描いていたのですが、体調を崩してからは水彩を描いていました。
でも、普通の水彩という感じではなく、油彩のような技法を使ってかなり鮮やかな色彩の絵を描いていました。
先生が画材で苦労しているのは聞いていたのですが、やはり自分の道を見つけて描いていけるのは凄いことです。
藝大卒の執念のようなものを感じました。
私もちょっとずつ頑張らなければ。
本当はもっと先生とお話ししたかったのですが、ヘルパーさんの時間の制約があってあまりゆっくり出来ませんでした
帰り際に少しだけお話して帰途につきました。
しかし、先生に会えて本当に良かったです
ヘトヘトに疲れましたが、ヘルパーさんのサービスは使い勝手がいいと思いました。
一人で外食しても全然美味しくないし味気ないので、外食をメインで付き合ってもらおうと思います。
実はもう次回の予約をしてあり、画材を買うのを主目的として画材店の近くのお店で何か食べたいです。