三ヶ月目の命日 | エリーと私

三ヶ月目の命日


4/10。祖母が亡くなって三回目の月命日。

疲れた仕事帰りの時など、ふと祖母の家に寄ろうと思って、もういない事を思い出す。
そんな三ヶ月でした。

デイサービスは明日から温泉旅行。
私は、特別ゲストとして、二日目の朝に到着して、演奏と祖母の介護の話をすることになりました。
在宅で看取った事を話して欲しいとのケアマネの依頼。
祖母がお世話になってたデイサービスは、みんな在宅で看取りたいというご本人、ご家族ばかりだそう。
でも不安があるので、施設に入れようか迷ってる方もいるそうです。

それを私は迷わず在宅で介護した。
その話をきいたら、迷ってるご家族も安心して希望が持てると思います。

世の中、姥捨山的に介護施設を利用している家族も少なくないし、病院や業者も誠意あって運営している所の方が少ない。
お隣多治見市に、胃ろうアパートなるものがあるそうでびっくりして、恥ずかしい思いでいっぱいです。
因みに、最後の最後に祖母の訪問看護で毎日来て下さった訪問看護ステーションはまだ新しいけど、先生も私の少し上で若手だけど、患者様と言ってくださり、必要以上に多い投薬治療をしなかったし、介護に前向きでない両親をみて、本当に在宅で看取る覚悟があるのかと問いただして下さった。

まあ、訪問看護は、介護を両親にもぎ取られる前に、すでにケアマネと私で段取りしてあった事なので、両親はそれを引き継いだだけなのですが。

誰もが迎える人生の最期。
相手の事を考えず自分本位な人生を送ってきた人は、最期で帳尻を合わせる様に辛く過酷な最期を迎えるようになっているんだよとケアマネから聞きました。

私も同感です。

ケアマネが運営するデイサービスに辿り着いた人は、少人数制なので狭き門ながら、不思議と理解ある家族に守られて幸せな最期を迎える人しかこないのだそう。勿論、ケアマネが選んでるんじゃないですよ。ご縁がない人は、家族の希望など何らかの理由で他の施設に移ってしまうのだそう。

このケアマネに出会ったのは、テルマト演奏に来て欲しいと3年位前に依頼があったから。
その時に初めて訪れて、終わってから色々お話をした時に感じるものがあり、いつか祖母がお世話になるときはここを勧めようと思ったからなのです。

本当にテルマトのご縁って図り知れない。
そして、憧れだったテルマトを購入し、学び、演奏する、という実現化に至れたのは、このBlogを書いていたおかげなのです。

だから、エリーが6年前の4/17にうちに突然やってきたこと、その前の16年間、人生どん底だった私をアンがずっと支えてくれていた事に、心から深く感謝。

動物の言葉は人間にはわかりづらいけど(でもアニマルコミュニケーションなんて、本人じゃなく嘘っぱちですからね、そんな高等な感情や言葉はイヌネコは持ってないし話せないのでご注意!!) とてもシンプルで単純。

だからこそ、あなたの家族の一員である動物達も、生涯大事にしてあげてください。
新しい家族を探してる保護動物も、同じです。

温かく迎えて、大事な存在と慈しむ事で、あなたの人生が変わるかも知れない。

そしてこの世から、愛を知らぬまま非情な手段で殺処分される命がゼロになりますように。

それには、命を粗末にしている、私達人間の心が変わるしかないのです。