日本の「KOBAN」~なぜ世界に広がっているのか? | 日本と中国の真実に迫る!

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こんにちは。
長谷川です。


テレビでは、日本で凶悪犯罪が
多々起きているということをたくさん報道していますが・・・


実は日本の交番が世界に広がっているということを
ご存知でしたでしょうか?




○「KOBAN」は、なぜ世界に広がっているのか?


現在の交番には「KOBAN」というローマ表記が大きく表示されていると思います。
これは外国人の観光客や居住者にわかりやすくするため。
そしてこの「KOBAN」システムは外国でも知られる国際語となっています。


KOBANシステムは、24時間体制で警察官が詰めており、
地域のパトロールや巡回連絡、立番、相談事の請負、事件・事故への対応などを行うシステム。


日本では当たり前になっている交番ですが、
世界ではこれに注目し取り入れるところが増えているのです。


○「KOBAN」は誰が広げたのか?


このKOBANシステムを海外に伝える上で大きな役割を果たしたのが、
デビッド・H. ベイリー氏(ニューヨーク州立大学特別教授)。

氏は“FORCES OF ORDER: Police Behavior in Japan and the United States”
(カリフォルニア大学出版局、1976年刊、翻訳書『ニッポンの警察―そのユニークな交番活動』
サイマル出版会より1977年刊)という英文書で、日本に犯罪が少なく治安が良い大きな理由は、
都市に交番が設けられ、全国各地に駐在所があり、
警察官が地域において住民と良好な関係を築いていることだという研究
を発表しました。


KOBANシステムは、現在アメリカやラテンアメリカ諸国、
およびシンガポールなどアジア諸国で導入されています。


○「KOBAN」はアメリカ、ブラジルで効果を上げる


アメリカではニューヨーク市のマンハッタン、ハワイのワイキキ、サイパンに設置されています。
ニューヨークでは、1993年に市長となったルドルフ・ジュリアーノ氏が
治安回復のために日本のKOBANシステムを取り入れるなどして、
犯罪率削減とニューヨークの浄化に大きな成果をあげました。


ラテンアメリカ諸国では、1997年に深刻な治安問題に直面していた
ブラジルのサンパウロ州の警察がKOBANシステムに着目、JICA(国際協力機構)と
日本の警察庁の支援を受けてKOBANが建設されました。

同州のラニエリ地区は「世界一危険な地区」と国連が認定するほど治安の悪いところでしたが、
KOBANを導入してから10年後には、殺人の件数は2割程度にまで激減したそうです。

そして2008年からは他の州にも広がり、ブラジルの治安改善に顕著な効果を上げています。


○独立行政法人 国際協力機構の久保奈美氏の
ブラジルの警察事情「KOBAN」をご紹介いたします。


この20年間、ブラジルでは治安の悪さが大きな問題となっています。
その対策として「地域警察」の取り組みが進められていますが、
その先駆的存在のサンパウロ州で、「KOBAN」や「CHUZAISHO」を中心とした
「日本式地域警察」が確立されつつあります。


…(中略)


ブラジルでは、1999年には10万人に35.27件だった殺人事件の発生率が、
「地域警察」のおかげで2010年には10.47件になり、
2011年には9.75件にまで下がる
見込みだそうです。国連によると世界の平均は10万人に10件。

「KOBAN」のおかげで、ブラジルから「治安の悪い国」のレッテルが取れるのもそう遠くないかもしれません。

詳細はこちらからご覧いただけます。


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日本が世界の中で与えるいい影響力…
それは一部を除きあまりテレビでは報道されていません。


日本のテレビでは、凶悪な民事事件にスポットを当て
繰り返し報道することが習慣化しています。

このような日本式の交番システムが世界で
効果を上げているということなど
もう少しポジティブな情報を与える必要性もあると思います。


そして
沖縄などの行き過ぎた過激な反基地のデモ活動に
日本の警察がしっかりと対応してくれることを願います。



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