ジーンズに白のレースの丈の長めのチュニックを

私はレオタードの上から着た


既に充分濡れていたから

きつめのジーンズをはくのにちょっと抵抗があった


22時を少しまわった人っ気の無い住宅街の真っ只中

窓の開いた部屋、各家々の明かり、等間隔にある電柱の灯りが

やたら気になった


道を曲がり、アパートが見えなくなった時

歩きながら、すかさずSの手は、私のジーンズのチャックを下ろし始めた

そのままお尻が見えるまで下げた

レオタードを引っ張り持ち上げ、お尻に食い込ませた


Sは、私の半身を後ろから囲むように

私は、上半身を半分Sに寄りかかったように歩いた

私はお尻をさらけ出した格好になっている


チュニックのおかげで

そこまで下ろされているとはちょっと見はわからなかった

ジーンズが、今にも落ちちゃいそうで歩きづらかった。。。


困った顔をどこか楽しんでいるSのようだった

時折、股の間に手を入れ、指でそこをなぞっていた

もう片方で、お尻をさすったり、鷲づかみしたりしていた


その時は、チュニックはめくり上がっていて

私はお尻が丸出しになっていた


「やだ。。後ろから誰か来るかもしれないじゃん。。」

「来てないよ」


チュニックを必死に下げて、隠そうとしたが

Sの手はそれを許さなかった


私は左手の人差し指の第2関節を噛んでいた


Sは少し笑いながら、私の肩からレオタードの右肩紐を下ろした

片方の胸があらわになった

上に着ていたレースのチュニックから

少し透けて見えていたかもしれない


歩きながら、右胸を乱暴に揉みだした

いつもより力が強く感じた


「くっ。。。。んっ。。」


周りが気になりながらも、頭に血が上って

Sの声以外聞こえなくなっていた


途中、倉庫があったが自販機が異常に明るいから断念した

適当な場所が、住宅街には見当たらなかった(笑)


そんな時、歩いていた私達のすぐ側の駐車場の柵が


バサバサっ!大きく揺れたのだった


何が揺らしたのかわからないけど、二人でビビリまくった


「ネコ??」

「もーやだぁ、おうちに帰ろうよぉ。。」


「暑いな。。もどろっか」



こうして、初めてのお外プレイは未遂に終わり

冷や汗と、本当に暑い熱帯夜で汗まくりになって部屋に戻った


ジーンズとチュニックを脱いで

またレオタード姿になって座っていた私に


裸になったSは、仁王立ちになり


黙ってそれを私の目の前に差し出した