出産記録★

10月29日深夜3時過ぎに陣痛らしき痛みが規則的になってきたので1人でタクシーで入院して陣痛が乗ってきたらパパを呼ぶ事にした

モニター上相変わらずいい張りは来るもののまたまたなかなか乗ってこず…

また朝には落ち着いちゃったので先生の診察で子宮口3センチ…また帰るのかぁと泣きそうになっていると
予定日一週間過ぎてるのでこのまま入院して明日予定日超過で誘発剤使ってもいいと思うよと言われて喜んでお願いしたでも誘発剤使っても赤ちゃんが降りてきてくれない可能性もあるから必ずしも誘発剤が効くとは限らないと説明され同意書を書いた
朝までに自然に陣痛がくればいいね～って皆に言われたけどやっぱり微弱陣痛で落ち着いている

その日の夜中に
なんだか急に陣痛の痛みが怖くなり…あまりの恐怖に泣けてきてやっぱり自然に陣痛がくるのを待った方がいいのか…助産師さんに相談してみると子宮口3センチなら誘発剤つかっても大丈夫だよと言われ少し安心する…痛みが怖くて怖くてチョット苦しくて助産師さんにそばにいて欲しかった時、そのベテラン助産師さんは『2人目はあの痛みをわかってるからみんな怖いよねでも怖いと思ってる間に2人目は産まれちゃうから今回は陣痛の痛みをじっくり感じてあげてほしいな。痛みはお腹から下に流すのよぉ～！』
今回の出産はこの言葉に何度も救われた前回は痛みで嘔吐したりしてたのは痛くて力が上に入っちゃったからだよって言われて納得。
今回最後になるだろう出産をじっくり味わってみようと思えた

予定通り翌朝7時半から点滴開始パパには仕事に行ってもらい陣痛が乗ってきたら助産師さんが電話してくれることにした。駆けつけても1時間半かかるので経産婦だし間に合わない可能性もある事を承知で仕事にいってもらった

11時からいよいよ陣痛が本格化してきて全く余裕がなくなる…助産師さんがパパに連絡してくれて『今日がお誕生日になりそうだね～』と言われて嬉しくなる

にしても、
やっぱり陣痛の痛みは凄まじくて…腰をさすってもらったり温めてもらったりしながら過ごしていたら昼過ぎにはパパが駆けつけてくれたホッとしたのと嬉しさで涙が止まらなかった
それから間もなくしていきみたくなったのでボールで押さえてもらいながら分娩台に移動していると…
やっぱり今回も過換気で目の前が真っ白になりややパニックになる手足が痺れだしたのでマスクやらタオルやらを口にあてられてとにかく痛みに耐えた

昼間のお産だったこともあり看護学生や研修医やら沢山のギャラリーの中、恥じらいもなく痛くてとにかく叫んでいたような気がするでも陣痛の合間には昨夜助産師さんに言われた言葉が頭をよぎって
痛みを味わって赤ちゃんを通してあげなきゃって冷静な自分も感じられた

いよいよいきんでもいいよと言われたのでこれでもかっていきんでみるけどなかなか出てこない…
前回鉗子分娩だったので自力でいきむのは初体験だった

こんなに踏ん張っても出てこないものかと途中挫折しそうに何度もなったけど
赤ちゃんの頭がみえてきたよぉ～
赤ちゃん狭いとこで頑張ってるよ～
の言葉に励まされて
何度も何度も踏ん張った

途中から陣痛の痛みに耐えるよりも
踏ん張る方が痛みを感じないことに気付いて
とにかく呼吸を整えながら踏ん張った

14:04 無事男の子を出産

赤ちゃんが胸元にくるとずっしりとした重みを感じて
とにかく嬉しかった

きっと時間的には短時間のお産だったはずなんだけど
本当に長くて長くて辛かった…

でも
この子に会うためにみんなで頑張った出産は本当に感動した

ふと会陰を縫合してもらっているとき冷静になって

皆さんにご迷惑おかけしました…と謝っていると

先生に
『初めてとは思えないくらいいきむのが上手だったよ！とってもいいお産だったね！！』と言われ
また泣けてきた…

赤ちゃんのタイミングで産んであげられないことを悩んでたけど

産まれてきた赤ちゃんは3766g
経膣分娩するタイミングとしては良かったっておもった

この子に出会うために本当に沢山の人達が私を支えてくれた念願の立会い分娩も間に合った

マルちゃんの笑顔が保たれた日々もみんなのお陰

またひとつ我が家に宝物がやってきた

大切な大切な宝物たちを
ただ私たちは守っていくだけ
我が家を選んでくれて
本当にありがとうこんなママだけどこれからずっと守ってあげるからね




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