黒崎さんの反応に、僕も春樹も気になって仕方がない。そんな僕らの気持ちを察してか、黒崎さんはすぐに写真を見せてくれた。そこに写っていたのは、普段の京子さんとも美緒とも違う、全く別の美少女だった。艶やかな振袖が良く似合う、碧の黒髪の美少女。
「…ホントに化けるわよね、京子ちゃんって。尚のプロモの時も思ったけど…。」
春樹が感嘆の声を上げるのに、僕も同意する。
「化けるって言えば…女の子って凄いよね。それとも京子さんが凄いのかな。」
「何の話?」
みんなの視線が集まる。
「この前ね。ほら、僕が撮ってる”DARK MOON"も大詰めでしょ?街中で最終回に使うカースタントのシーンのロケがあったんだ。…幸い、怪我人も出なかったから大事にはならなかったけど、ちょっとトラブルがあって。そこにすぐ近くのカルチャーパークで同じようにロケに来てた京子さんが駆け付けて来たんだけど、声を掛けられてもしばらくは半信半疑だったよ?これが本当に京子さんなのか~、って。」
「どれだけ変身してるんだよ。」
僕の言葉に、すっかり打ち解けた黒崎さんが笑う。
「近い内に放送始まるんじゃないかな。確か”BOX-R"ってドラマのイジメ役だって言ってたから。僕の話がまんざら嘘でもないって分かりますよ?」
「お時間があったら、私が作ったプロモの京子ちゃんも見ると分かりますよ?尚が京子ちゃんに食われそうになって焦っちゃったけど。幼馴染みがあまりに綺麗になりすぎて、戸惑ってるのが見え見えだけど、いい画にはなっているから。」
春樹の言葉に僕ら全員が目を丸くした。
「「「幼なじみ?不破尚(君)と京子(さん)が!?」」」
どこぞの3流雑誌が聞いてたら1大スクープネタですね。
ちょっと修正&加筆しました。(2回目)
「…ホントに化けるわよね、京子ちゃんって。尚のプロモの時も思ったけど…。」
春樹が感嘆の声を上げるのに、僕も同意する。
「化けるって言えば…女の子って凄いよね。それとも京子さんが凄いのかな。」
「何の話?」
みんなの視線が集まる。
「この前ね。ほら、僕が撮ってる”DARK MOON"も大詰めでしょ?街中で最終回に使うカースタントのシーンのロケがあったんだ。…幸い、怪我人も出なかったから大事にはならなかったけど、ちょっとトラブルがあって。そこにすぐ近くのカルチャーパークで同じようにロケに来てた京子さんが駆け付けて来たんだけど、声を掛けられてもしばらくは半信半疑だったよ?これが本当に京子さんなのか~、って。」
「どれだけ変身してるんだよ。」
僕の言葉に、すっかり打ち解けた黒崎さんが笑う。
「近い内に放送始まるんじゃないかな。確か”BOX-R"ってドラマのイジメ役だって言ってたから。僕の話がまんざら嘘でもないって分かりますよ?」
「お時間があったら、私が作ったプロモの京子ちゃんも見ると分かりますよ?尚が京子ちゃんに食われそうになって焦っちゃったけど。幼馴染みがあまりに綺麗になりすぎて、戸惑ってるのが見え見えだけど、いい画にはなっているから。」
春樹の言葉に僕ら全員が目を丸くした。
「「「幼なじみ?不破尚(君)と京子(さん)が!?」」」
どこぞの3流雑誌が聞いてたら1大スクープネタですね。
ちょっと修正&加筆しました。(2回目)